20071006最近読んだ本

「駐在巡査」佐竹一彦
駐在さんの周りで起こる意外な難事件。村人達は村内の論理にそって行動するため、外から来たよそ者には口が重いのである（再読）。

「遺跡の声」堀晃
「ＳＦは絵だ」という言葉を体現する名作集。人工知能と遺跡調査員のコンビが惑星巡りをする話。

「そばかすのフィギュア」菅浩江
近年の「永遠の森　博物館惑星」が名作との評価も高いが、昔の短編も良いものがあるようだ。せつなさの傑作。

以下、図書館の５冊。
「女子と鉄道」酒井順子
そうか、岐阜市の路面電車がなくなっていたのか。非常に古い車両も走っており、良い電車であったが・・・。

「私の作る郷土料理」ふるさとごはん会
今時、インスタントの冷や汁まで売っているんだよなあ（最近食べてみた）。とはいえ、現地で食べた思い出というのは失せないものである。

「知性の磨き方」林望
正しいことを言っているような気はするんだけど、何だかスカしているよな。飲酒と喫煙をやってなくて、はいはい、正しいですね。

「これならわかるハワイの歴史」石出みどり、石出法太
いろいろあったなあ、ハワイも。ホノルル美術館で見たものの記憶がほとんど無いので、もう一度行って見たいものだ。

「観光コースでないウィーン」松岡由季
いろいろあったなあ、オーストリアも・・・。ナチスドイツとの関わりと清算については、複雑な問題なんだろうな。