散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

水曜日の本格飲み(2)

2020年06月17日 21時15分38秒 | 飲み歩き・琴似界隈
若干の余力を残して、2軒目は琴似のバー「D」へ行こう。ちょっとまだ時間が早かったか、1番目の客となり定位置に座る。実は私の定位置というのは、入口から2番目なのだが、他のお客さんと1席づつ空けるという事を考えると、一番端に座った方が本当は良かったかも(もちろん、客が増えてきたら速やかに移動しますよ)。

1杯目はジンバックからスタート。前回、新入荷の中から気になったウイスキーを飲んだので、今日はカクテル気分かも。



2杯目はポーラーショートカット。ダークラムの甘味が出るカクテルだが、何だか南国的で素敵な甘さに仕上がった。



3杯目は「ウイスキーベースで香りに特徴のあるカクテルを」といつもの適当注文をすると、フロムザバレル+ジンジャーワイン+9148フキノトウビターズの実に面白いカクテルがやって来た。



ウイスキーはかなり強力なフロムザバレル(51度)。そして9148フキノトウビターズというのは、札幌で唯一クラフトジンを作っている紅櫻蒸溜所が作った、蕗の薹の苦みを生かしたビターズとのこと。味覚音痴の私だが、「フキノトウ」という文字を見せられた瞬間に、蕗の薹の味がしてきた(←調子が良すぎる)。しかしこれは美味いね。


→左端がフキノトウビターズ。

というところですっかり酔って来て、勘定をしてもらうことにしよう。

ところでちょっとしたことがあったのだが、来店した二人組の片方がもう片方に結構強めのカクテルを勧めていた。勧められた側は何となくそれに押し切られそうになっていたのだが、マスターが「ちょっと待ってください。中身をちゃんとご説明しますから」といって、使う材料やアルコール度数の強さをちゃんと説明し始めたのである。これ、当たり前のようで、なかなかやってくれる店は無いぞ。



この店はそんな具合に安心して飲める店なので、皆さんぜひ、私のいない時に押し寄せてあげて下さい。


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