散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

京都紀行(7)終わり

2007年05月20日 22時22分13秒 | 旅日記
3日目午後&夜

時間がややあり、建仁寺に移動。ここには仏像は特にないが(かの有名な俵屋宗達の風神雷神像もレプリカが置いてある)、まず庭が立派なのである。庭に向かう縁側で、ボンヤリ読書をすれば数時間は経ってしまいそうだ。



もう一つ法堂にある小泉淳作の「双龍図」というのが天井画でありながらかなり大きく見え、予想外の大作であった。



今日は京都滞在最終日。最後に再び「SS」へ。



【不思議な味わいのレシート】


今日は酒のつまみを中心に、色々試してみることにしよう。まずスタウト、きずし、ポテトサラダ、春巻。

【きずし】


【春巻。薄焼き卵に衣をつけて揚げたようだ】


きずしはつけダレが「酢」だけのように見えるが、これをつけてもよし、小皿にとって醤油を少しかけても良しである。春巻は中身の大部分が春雨で、あっさりした一品。昨日はボリューム間に恐れおののいたものであるが、つまみっぽいメニューは適正量である。

肝焼き、シュウマイ、タコ天ぷら、月桂冠(京都の地酒であるなあ)を追加注文。







肝焼きは温めてもらったのだが、甘いタレのかかったちょっと北海道では見ない傑作。タコ天ぷらも決して硬くなくサックリと歯が通りつつ、かつ中心部分から海のエキスが流れてくるという大傑作である。これで昼から一杯やれる京都の人びとが羨ましい。

【店内はこんな雰囲気。京都の人が羨ましい】


もう帰らなければならんのかと言いながら京都駅に着いたが、予定していた特急「はるか」が路線中の信号停止多発により(イタズラか?)1本運休。予想より30分遅い電車に乗ることになってしまった。結果として飛行機が飛ぶ14分前に関西空港に着きダッシュ。無事飛行機に乗れて千歳空港には帰って来た。あまりに慌てて飛行機に乗ったため、京都のお土産をまったく見ることができなかった。

残念の17862歩。

***
帰宅して京都のことを思い出しているが、実に素晴らしい酒場と何ともおちつく京都弁。実に良い街であったと思うが、住むとお付き合いが大変なのではないかと思うのだ。しかし今まで敷居の高かった京都であるが、また行きたいという気持ちで一杯である。

4 コメント

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おつかれさまでした (nemui-yanai)
2007-05-25 00:20:17
たのしく読ませていただきました。

伊藤若冲、うらやましい!
わたしも見たいけれど、たぶんムリでしょう。
非常にこんざつしていたようですが、ああいうときは、意外と、午後3時半ぐらいからだと、すいていることもあるようです。
あと、正午からも、ねらい目だそうです(昼飯を食っている人が多い)。
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Unknown (SH)
2007-05-26 07:06:12
コメントありがとうございます。

後で思うと、最悪の時間帯に行ってしまったようで、ものすごく残念です(やはり到着した金曜日の午後にすべきであったか・・・)。

図録を見返していますが、何度見ても新発見があります。
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楽しく拝見しました。 (テツ)
2007-05-26 15:43:56
私は京都のレポート、まだぜんぜんまとめていないのですが、
SHさんとは、目的地が重なりますねえ。

スタンドはいいですよね。私も昼間からビールを飲み、
スタウトで締めました。

二十八部衆と空也上人像はすばらしいですね。
六波羅蜜寺は私も初めて行ったので、感慨深かったです。
建仁寺の双龍図も、現代の作家ならではの力作ですね。
北海道の小学校(廃校だったか?)の体育館で描いたそうですよ。

若冲展は本当にすばらしかった。図録も優れていますね。
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Unknown (SH)
2007-05-26 20:21:49
テツさん、こんばんは。

レポート楽しみにしていますよ。
京都はいろいろと楽しい所ばかりでした。
図録を見ていますが、まだ新発見があって楽しい限りです。
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