散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20150404最近読んだ本

2015年04月04日 23時03分48秒 | 読書
■「食の軍師4」泉昌之
川崎大師の帰りの、全く何気ない雰囲気ながら名店という話が気にいった。

■「完璧な夏の日」ラヴィ・ティドハー
突然変異で生まれた異能力者たちは戦争の陰に表に力を発揮していた。話は現代に飛び、主人公が隠していた当時の秘密が探り出されようとする。まあ、X-メンをとても思わせる話なのだが、陰鬱でなかなかいい。

■「人類滅亡ハンドブック」アローク・ジャー
様々なバリエーションによる人類滅亡を想定する本。人類が存続していることが奇跡に思えてくる本だ。

■「シャーロックノート」円居挽
ゲーム性や登場人物同士の駆け引きが面白い。作者買いして成功。

■「めしばな刑事タチバナ17」坂戸佐兵衛、旅井とり
今回は意外な達人との冷凍食品ベストナイン選考。割と面白かった。

■「泣けるプロレスメモリアルマッチ」瑞佐富郎と泣けるプロレス制作委員会
若林アナの話が良かった。

以下、図書館の1冊。
■「図書館に通う」宮田昇

小樽の締めはいつもここ

2015年04月04日 21時30分53秒 | 飲み歩き・北海道内
小樽にやってきたら、最後はバー「A」で締めるしかない。結構腹いっぱいになってからの訪問。開店直後とあって、先客は無く、マスター満身の歓迎を受ける。いつ来てもいいよなあ。



さて、今回は昼酒が1杯少なかったものの、先ほど燗酒を2合飲んでしまった。ちょっと先行きが心配なので、ハイボールからスタートする。いつも1杯目に頼むジンフィズは、ダブル近いジンが入っているので危険なのだ。

軽く通しをつまみながら飲んでいると、2番目の客が到着。随分古くからの客らしく、「マスター、確かこの店始めた時はここじゃなかったよね」などと話をしている。マスターの話を聞くと、来年で開店50年なのだが、この場所では約40年、その前の店はここから近くにあったそうなのだ。「うちより古いとなると「C」とかね、2、3軒あるみたいですけど」だそうだ。

「この辺もどんどん変わってきたよね」と年配客氏。バー「A」の斜め前も更地になっているし、とても恐ろしくて入れなかった「うきよみらくセンター」の建物も取り壊されたらしい。

来年の4月1日に50周年を迎える「A」だが、マスター曰く「これまでも周年行事ってやったことがないんですよ。でも50周年は皆さんが何かやれと。来年の4月1日の前後1週間は雲隠れしちゃおうかな、なんて」とのこと。地元の常連客が大勢つめかけるのだろうが、私もちょっと来て見たいかも。

「昔の小樽はさあ、…」と年配客氏の昔話を聞きつつ、2杯目はシャンゼリゼ、3杯目はマンハッタンとオーソドックスなカクテルを飲む。この方、妙な自慢話を挟まない昔話が実に上手く、ついいろいろと聞いてしまった。

 

ここでママが到着。何か酒の会の催しがあったようで、そこから流れて来た客も大勢いる。よし、じゃあ最後にスーパーニッカストレートだな(「渋いだろ、俺」という雰囲気を出してみた)。



これをグイと飲みほして、外に出る。今日も楽しい小樽だった。やっと月食の始まった月を見つけたが、小さなデジカメではせいぜいこんなもんだ。



近くのバス停も20時を過ぎると札幌行きのバスがまばらになり、約15分待ち。途中眠らず、無事に家に帰る。

まさか振られるとは

2015年04月04日 18時17分57秒 | 飲み歩き・北海道内
小樽ではちょっと気になる店があったので、17時過ぎにそちらに向かって移動開始。途中、寿司屋通りの小さな川は雪解けのせいか、水量が結構ある。



で、気になる店に入って見ると、奥から店の人が出てきて「予約だけの営業なのですが…」とのこと。えー、そうなのか? 定食看板が出ており、昼だけでなく夜も注文出来そうに見えるんだけどなあ…。もちろん定食ではなくて、単品もあるようなので、軽く一杯やりながらつまもうと思っていたのだ。しかし、こうなってはどうすることもできない。すごすご退散し、1度行ったことのある居酒屋「O」へ。

1階カウンターは先客ゼロだが、2階に宴会予約が入っているらしく、店主は準備に余念がない。燗酒を注文し、そうだこの店は通しがないのであった。じゃあ、刺身盛り合わせから注文するかな。



やってきたのは赤貝、ホタテ、ゲソ、イカ、甘エビ、ホッキ、白身(ソイか?)、マグロという品ぞろえ。甘エビ、ホッキは歯ごたえがしっかり感じられる鮮度の良さ。マグロのなかなかしっとりしていて良かった。

続いて、料理メニューを眺めて、ちり蒸し豆腐というのを食べて見るかな。



やってきたのは豆腐、鱈、海老、ホタテ、カニ、しめじ、ほうれん草?、海藻を蒸し上げ、醤油あんをかけたもの。小鉢に取り分けて食べて見ると、優しい豆腐の滑らかな味に海鮮がちりばめられなかなかの味だ。



ちょっとだけ熱々でない部分があったのが惜しまれるところだ。この店は他にも揚げもの、焼き物とオールラウンドにメニューが充実しているので、いろいろと試してみたいものだ。しかし、結構重厚なちり蒸しにやられ、満腹感が湧いてきた。そんな時の締めは、1本から頼める巻物で、鉄火巻きにしよう。



おお、見るからに美味しそう。食べてもマグロしっとり、海苔の香り良し、酢飯の状態も良好で、酒を飲み干しつつ、あっという間に食べてしまった。うーん、満腹。


20150404ギャラリー巡り

2015年04月04日 16時14分15秒 | ART
本日は札幌で資料館→富士フイルム→スカイホール→さいとう→道新→大同→大丸の7か所。小樽に移動して、市民ギャラリー→小樽美術館→小樽文学館の3か所で計10か所。

■札幌市資料館「中原宣孝展2015」。展示がほとんど無くとも(他、いけばな展が1つだけだった)、これは必見だろう。
「Der Schrel」:鉛筆スケッチ以外に1点だけあった油彩画。祭壇を思わせる静物画。見ていて気持ちいい。

それから「おおば比呂志記念室」の展示が復活。今回は北海道消防新聞に昭和30年頃に連載されていた「ひのみ一家」という4コマ漫画が見どころ。火災の互助会の勧めや、煙草のポイ捨てへの警鐘など、火災に特化したマンガである。

ウリ信用組合前の女性彫像。表示はハングル語のようで、良く分からず。土日はシャッターが閉まっているのだが、ちょうどシャッター工事をしていたため、近づいて撮影してみた。



■富士フイルムフォトサロン「増田鐵也「ジオラマフォト」作品展」。六本木で見たような気がする。

このジオラマは撮影自由だそうだ。



■スカイホール「坂みち代個展」。
「ひとり」:公園に向かって歩み出す子供を描いた版画。夏の日を思い起こさせる。

■小樽美術館「小樽水彩画会 歴代会長の風貌」。
宮崎信吉「少女像」:いわゆる水彩で思い浮かべる優しい風景がではなく、赤い着物に強い表情の少女。油彩に決して負けない力強さがある。この人は斎藤清(版画)が弟子入りしたり、今田敬一と二人展を開催したり、なかなかの人のようだ。
中島鉄雄「市街風景」:札幌だろうか? 1935年作にして、街にはサッポロビール・長崎カステラ・「ランチ」と言った看板が見て取れる。
中島鉄雄「初冬(札幌)」:戦時中の作品だが、緑の葉に暖かな茶色の樹木がカラフルに見える。モダンな作品。

坂東義秋「雪晴れの町」:雑貨店の横にある雪の坂道が小樽らしい風景。
森田正世史「サーカス小屋」:私の年代だと、お祭りのときにサーカスが来ていた記憶がまだギリギリある。
森田正世史「運河残雪」:この辺の作品では空と水に点描が使われている。あらゆるものを点描で描くのはどうかと思うが、光のちらつく空と水には必然性のある技法と言えるだろう。

笹川誠吉「運河待春A」:どっしりとした建物と船。さすがの構成力だ。



■小樽文学館「伊藤正展」。この文学館ゆかりの作家でもあり、正統派の文学展示となった。有名人ともなると子供の頃の通信簿や作文を公開されてしまうのである。辛いなあ…。

 

ここでコーヒー休憩。



ところで最近は重大犯罪の容疑者になっただけで、子供の頃の写真や文集、当時の人柄などが思いっきりマスコミに出るのだが、いかがなものだろう。当然、容疑者は容疑者であって、裁判の判決が確定するまでは犯罪者ではない。また犯罪者だからといって、全てのプライバシーを暴露されるのも問題だ。という真面目な論点もあるのだが、昔からマニアックな人間にとっては、過去を暴かれるという恐怖は犯罪の抑止力になるような気がするのだが、どうだろう。

小樽到着

2015年04月04日 14時48分55秒 | 飲み歩き・北海道内
札幌駅から小樽に向けて出発。時間もあるし、エアポートじゃないのに乗ろうかと思ったが、タイミングが悪くエアポートにのる。ロングシートだし、凄くうるさい変なオヤジが乗っていて、旅情ゼロ。耳栓もってくればよかった。



本を読みながら我慢しているうちに小樽到着。風が冷たいが、天気は最高だ。



本屋に立ち寄ったり、長崎屋1階の古書を眺めて時間をつぶし、久しぶりのバール「C」へ。



1杯目ジン+ジンジャーエール+ライム。写真はピントが奥にあってしまった。



おつまみ3点でレバームース、イベリコサラミ、ピクルスのセット。これで赤ワインを飲むとちょうどよい。



今日はこの位にしておいて、美術館に行こう。

軽めの昼食

2015年04月04日 11時33分00秒 | 食べ歩き
軽く札幌市内のギャラリー巡りをしている途中で昼食。敷島ビルの地下飲食店街を悩んでぐるぐる回った挙句、何回か来たことのある寿司「N」へ。今日はこの後の飲食がありそうなので、一番軽めのAセットをちらしにしてもらう。



載っているのはイカ、サーモン、タコ、マグロ、トビッコ、海老、白身、玉子、しめ鯖だったかな? アラ汁、紅茶のゼリー付きであった。普段食べているのに比べて量が少なかったが、狙い通りなのだ(でも、ちょっと寂しい)。



ここから札幌駅方面へ。

定点観測2015

2015年04月04日 09時28分29秒 | Weblog
さて、恒例の定点観測in西区民センター前駐車場より。今年は2月の途中から雪がほとんど降らず、しかも昨日はとどめの雨。予想通り雪はかなり少ないが、過去にはもっと少なかったこともあるようだ(2007年、2008年)。



2014年4月5日

2013年4月5日

2012年4月7日

2011年4月9日

2010年4月3日

2009年4月5日

2008年3月30日

2007年4月7日

2006年4月8日