goo blog サービス終了のお知らせ 

散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20131225最近読んだ本

2013年12月25日 23時43分51秒 | 読書
■「鯛やきの丸かじり」東海林さだお
再読。

■「化学探偵Mr.キュリー」喜多喜久

■「実在ゲキウマ地酒日記2」須賀原洋行
奥様がお亡くなりになったので、一旦終了。

■「アイウエオの陰謀」東海林さだお
再読。

■「マツタケの丸かじり」東海林さだお
再読。

以下、図書館の5冊。
■「ファースト・サークル」坂本壱平

■「ドラゴンリップ」鯨統一郎

■「笑う娘道成寺」鯨統一郎

■「初陣」今野敏
「隠蔽捜査シリーズ」の主人公ではない登場人物から見た視点で描いた作品。主人公が原理原則を重視するかなりの人物なのだが、いやいや凡人(それでもキャリアなのだが)にだってやることはあるぜ、という快作。

■「ディーセント・ワーク・ガーディアン」沢村凛
労働基準監督官の物語。推理小説プロパーの作家ではないと思うが、謎もあり読み応えがあった。

クリスマスせんべい汁

2013年12月25日 20時56分35秒 | 飲み歩き・琴似界隈
この世にクリスマスなどというものはない。何かの幻想である。

と、バカげた意見からスタートしてみたが、本日は琴似の居酒屋「D」へ。最初から冷たいのをということで、醴泉純吟生酒といかつくねからスタート。



写真は1個いかつくねを食べたところなのだが、素朴な味がいい。2個目は塩少々、3個目は醤油少々でまた味が引き立つ。

次は「いわし刺身と…」と言ってみたところ、マグロブツにマツカワ鰈縁側がついてきた。いわしのとろけるような脂がいい。マグロももちろんなめらかな身でしつこくない。縁側はかなり大きな魚体のものだろう。プリプリとした身である。



ここでメニューに懐かしいものを発見。新潟に行った時に食べた「かきのもと(菊花)」である。「こっちじゃ、もってのほかといいますね」とさすがに何にでも詳しいマスターである。これをメニューにはサラダ風とあったが、酢の物にしていただいた。そこに新潟の酒「豊醇無盡たかちよ 純米大吟醸 扁平精米 無調整生原酒 厳選中取り本生」(長いよ)を合わせると盤石の味だ。

 

扁平精米というのは米の形に沿って精米し、中心部を有効に利用するためのものらしい。

さあ今度は一転して、蒸し鶏台湾風ごまだれかけである。これはタレに五香粉が入っているところがポイントである。さらにマスターが笑いながら台湾のマヨネーズを出してくれた。なぜ笑いながらなのかというと、原材料が「油、砂糖、…」ということで、ものすごく甘いのだ。単独で食べるととても無理な味なのだが、ほんのちょっとだけ蒸し鶏につけると、意外と美味しかったりする。



そして、本日の本題、せんべい汁である。私はこれを本場で食べたことはないのだが、以前にこの店で食べて非常に感銘を受けたのである。今日の味わいも、具材たっぷり、せんべいの微妙な歯触り(アルデンテ)、そして汁の旨さと答えられない味であった。ここには十四代本丸を合わせてみる。



結構ボリュームありのメニューだったので、最後に軽くウイスキーで締めよう。と思ったら、「ちょいとおつまみに」ということで、ニシン白子ポン酢(ものすごく質がいい。なめらか)と鱈・鯖の冷燻(生々しく、燻製の香り)が登場。

 

そしてウイスキーはミルトンダフ12年。実にいい甘みを持った、バランスのいい味である。



今日も満喫、いい1日だった、ということにしておこう。