どうも疲れの抜けない週半ば、帰ろうかなと思っていたが、同僚のI氏が誕生日とのこと。天気も良いし、仕事も早く終わった。単身赴任の彼にはつきあってやらざるをえまい。結局3人で手羽先の味とボリュームで有名な店「K」へ行くことにした。
ちょうど開店のタイミングで到着。既に並んでいた人たちが2人、4人と入って行くので焦ったが、何とか席に着くことができた。他の二人はビールで、私はハイボール。枝豆、もろキュウ、イカ刺しを頼んで、手羽先の焼き上がりを待つ。この手羽先、最低40分、場合によっては2時間くらい待つとメニューに書いてあるのだ。
もろキュウは極普通だが、後であっさり要員として残しておこう。イカ刺しは生姜醤油で食べる。冷凍ものだが、これはこれで悪くない。そして、約1時間経過したところで、やっと手羽先が到着。恥ずかしいので、これしか写真を撮っていないのだが、1人前がこのボリュームなのである。
そもそも手羽先の厚みと肉付きが全然違うような気がする。そして、肉肉しさと肉汁の残った状態は、一体どうやって仕上げているんだろうね。そういえば、一緒に来たT氏だが、この間一人でこの店に来て、手羽先を頼んだらしい。もちろん持ち帰り可能なのだが、そもそも一人で来るという神経が信じられない男だ。
この店、どうも接客が今一つ等とよく言われているが、決してそんなことはなかった。おばちゃん達の愛想は悪くないし、飲み物はすぐ出てくる。注文品もきちんと順番通りに出てくるから、あの客の次は我々だなと思えば、何の問題もない。
焼き上がりに時間がかかるのも、周りとコミュニケーションが取れて良いのではないだろうか。現にT氏は隣の女性2人組に、「取りあえず、これ食べてなさい」と手羽先を1本づつ渡していた。これは、ナイスだと思う。豪快な方のお姉さんは「いやあ、このハイボール、薄いっすよね。ガハハ」と、私との話も盛り上がるのであった。