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散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20190630最近読んだ本

2019年06月30日 12時57分03秒 | 読書
■「虚構推理 スリーピングマーダー」城平京
魔物に依頼して起こした殺人事件に論理的な解決はつけられるのか?

■「酒のほそ道45」ラズウェル細木
竹股氏が婚約。主人公どうするんだ。

■「いまさら翼といわれても」米澤穂信
「やらなくてもいいことなら、やらない」をモットーにする主人公。なぜそういう心境にいたったかを語る短編「長い休日」はなかなかモノ思わせるところがある。表題作ではもう一方の主人公を追い込む出来事が。出口はいつか見えると思うが。

■「明治日本散策 東京・日光」エミール・ギメ
北斎や河鍋暁斎を語るギメ。そして、日本家屋訪問(暁斎の家にも行っている)。我々の視点は当時の日本人よりも、ギメに近いかも知れないと思いつつ読む。

■「さらばマスクの男 ペリーローダン595」シドウ、マール
さらばアラスカ!(また登場するらしいが)。そろそろ600巻が近くなり、話はどう変化していくのか。

■「HO 2019年8月号」
旭川とその近郊特集。

■「卑弥呼の葬祭」高田崇史
卑弥呼と天照には何があったのか。結構、実際にこのようなことがあったのではないかと、現在の日本の風景を見ながら思う。

高い本を買った

2019年06月23日 22時10分41秒 | 読書
私、毎月のように結構な金額を本に突っ込んでいるのだが、あまり高い本というのを買ったことがない。しかし、今回、結構な大物を買うことになったのだ。新潮社とんぼの本「国宝」を持ってはいるのだが、ある日突然「国宝の全リストって無いのかな?」と思い、検索してみたところ、「国宝事典」という本があるではないか。しかもつい最近、40年ぶりに新版が出たというのだ。
 
これは買うしかないと思ったが、札幌の本屋さんにはさすがに置いていない。ということで取り寄せてもらい、先日取りに行ったのだが、あまりにも重い。普通ならば根性で持って帰るところなのだが、パソコンを持っていた上に、その後、飲み会だったので断念。無料で配送してもらえるというので、日曜日に送ってもらうことにした。
 
そんな訳で、日曜日にスライドしたギャラリー巡りも少し早く帰ってくることになったのである。
 
 
うーむ、楽しみだ。
 
 
やっぱり単にページをめくるよりも、どの国宝を見たことがあるのかチェックしながら見たい。そのためにはブログ記事も多少は頼りになるのだが、しまい込んでいる展覧会の目録を全部出して来ざるを得ない。かなり大掛かりな作業になりそうなので、地道に少しづつやるか、定年後の趣味にするべきか、どうしたものだろうか。

20190622最近読んだ本

2019年06月22日 23時46分21秒 | 読書
■「狩人の悪夢」有栖川有栖
切れる寸前の糸の上を歩くかのような綱渡り推理。

■「昭和40年男 2019April」「同 2019June」

■「100億人のヨリコさん」似鳥鶏

■「双蛇密室」早坂吝

■「それでもデミアンは一人なのか?」森博嗣
Wシリーズと同じ世界でスタートした新シリーズ。

■「クジャクを愛した容疑者」大倉崇裕
新メンバーが参加し、様式美的パターンはあるものの、それを感じさせない好調ぶりだ。

以下、図書館の1冊。
■「今、ここからすべての場所へ」茂木健一郎

20190617最近読んだ本

2019年06月17日 23時02分54秒 | 読書
■「死にゆく人の心に寄りそう」玉置妙憂
私は宗教心は皆無なのだが、人が死にゆく経過については、そういうものなのかと思った。

■「ヒッキーヒッキーシェイク」津原泰水
テーマと気持ちは分かるが…

■「酔っ払いに贈る言葉」大竹聡

■「O.tone Vol.128」
ぶらり、立ち寄り、駅近酒場ということで、東西線・西11丁目~宮の沢エリアを紹介。

■「計画結婚」白河三兎

以下、図書館の3冊。
■「「戦国大名」失敗の研究」瀧澤中

■「ソウルフード探訪」中川明紀
帯広市立図書館にて。

■「この世ランドの眺め」村田喜代子

20190611最近読んだ本

2019年06月11日 23時06分53秒 | 読書
■「母の記憶に」ケン・リュウ

■「武器としての世論調査」三春充希
基本的な社会人の素養として、ぜひ読んでおくと良い。

■「時空大戦2」ディトマー・アーサー・ヴェアー
主人公が見るヴィジョンが未来からの通信だと判明。こうなるとタイムパラドックスの処理がされるのかどうかが気になる。

■「居眠り磐根 劇場版」

■「ローランドレ偵察隊 ペリーローダン594」エーヴェルス

以下、図書館の4冊。
■「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」村上春樹

■「やがて哀しき外国語」村上春樹

■「本日も夢見ごこち」夢枕獏

■「おいしい中国」楊逸

20190604最近読んだ本

2019年06月04日 23時09分44秒 | 読書
■「トクサツガガガ16」丹羽庭
主人公の母親との趣味の戦いは、心の底から応援したい。それはさておき、吉田さんが実に可愛いのだ。

■「惑わない星4」石川雅之
謎めいている。

■「最初の接触」マレー・ラインスター他
伊藤典夫翻訳の宇宙SF傑作選。デーモン・ナイト「楽園への切符」が一番面白かったか。

■「巨神降臨 上下」シルヴァン・ヌーヴェル
1~3巻の振れ幅がすごい。3巻では壮大なストーリーを人間と家族の物語に引き戻してのエンド。まあ、これをどう見るか。

以下、図書館の3冊。
■「定年バカ」瀬古浩爾
定年後に必死に備えてどうするのか、という本。

■「正社員消滅」竹信三恵子
現在の政府は国民を分断して各個撃破する戦術に長けている。

■「「高齢者差別」この愚かな社会」和田秀樹
これも分断作戦の一つだ。所得の再分配を述べる際に「お金を持っている高齢者から、貧乏な若者へ」という言い方が良くあるが、そうではなくて「お金を持っている人から貧乏な人へ」で良いのではないかということ。高齢者と若者を分断し、敵対化させる必要はないということだ。

20190601最近読んだ本

2019年06月01日 23時20分30秒 | 読書
■「虹を待つ彼女」逸木裕
ゲームをハッキングすることで事件を起こした女性は自殺し、一種カルト的な人気を残した。その女性をAIで蘇らせるプロジェクトが発足するが、これ以上踏み込むなとの脅迫文書が送られてきた。近未来を舞台にした、なかなか興味深い作品。

■「ホームズ連盟の冒険」北原尚彦
モリアーティ教授、ワトスン夫人、マイクロフト・ホームズ、モラン大佐など、シャーロック・ホームズ周辺のキャラクターをテーマにした短編集。それほどホームズものに詳しくない人でも、すんなり読める。

■「本屋のワラシ様」霜月りつ
小さな書店を経営する伯父が入院したため、元書店員の主人公が代理の店主を務めることになった。しかし、店に出た初日にそこには座敷童がいることが分かったのだが…。短編のタイトルに「ローダンを待ちながら」なんてあって、本好きにはお勧め。

■「自殺予定日」秋吉理香子

以下、図書館の3冊。
■「この素晴らしき世界!?」中野翠

■「やむを得ず早起き」関川夏央
痛々しい、日本の高齢者。

■「香港無印美食」龍陽一
何げない、いわゆる「街食堂」の様子を紹介する本。

20190528最近読んだ本

2019年05月28日 23時11分08秒 | 読書
■「札幌おささる味手帖」小西由稀

■「キッドピストルズの醜態」山口雅也
攻めてる。

■「コスモクラートの敵 ペリーローダン593」ツィーグラー、ヴルチェク
新たなる敵はエレメントの十戒。戦争エレメント、技術エレメント、仮面エレメント、そして最も恐ろしいのが暗黒エレメントらしい。

以下、図書館の5冊。
■「男コピーライター、育休をとる。」魚返洋平
特にサラリーマンには参考になるのでは(といっても、ある程度以上の規模の企業だけか)。

■「鉄客商売」唐池恒二
JR九州の外食部門を立て直した話と、ななつ星にまつわる話。全て良いところばかりではなかったのが本当だろうが、それにしてもJR北海道は何をしているのかと言いたいよな。

■「陰日向に咲く」劇団ひとり

■「お友だちからお願いします」三浦しをん

■「「お買いもの」のいいわけ」堀井和子
私は本当に買いたいものが無いなあ(本以外)。

20190525最近読んだ本

2019年05月25日 09時40分21秒 | 読書
■「χの悲劇」森博嗣
シリーズ後半となり、盛り上がって来た。真賀田四季=ハリ・セルダン説を唱えたくなってきた。

■「悪魔のトリック」青柳碧人

■「St.ルーピーズ」長沢樹
スピリチュアルテイストが入っているところが好みではないが、実はまっとうな物理トリックと謎解き。

■「少女の時間」樋口有介
美人だらけの探偵物語。

以下、図書館の5冊。
■「B級読書機械」久間十義

■「電車の中の迷惑なヤカラ図鑑」大崎メグミ

■「パリわずらい江戸わずらい」浅田次郎

■「あずかりやさん」大山淳子

■「転覆家族が行く!!」本田亮
振り切れてる。

20190518最近読んだ本

2019年05月18日 23時41分14秒 | 読書
■「戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」」斉藤光政
ドキュメンタリー調であるため、内容がスッと頭に入って来た。しかしなぜこの「偽史」が、世の中にこれほど広まったのか? 東北人のコンプレックスに根差すものという話もあるが、なかなかその場にいないものには分からない。

■「パレードの明暗」石持浅海
その謎解きは本当かどうか確かめられるものではないのだが、小さな引っ掛かりを起点に裏の裏を行く推理が見どころ。満足すべき短編集である。

■「ナイトフライヤー」ジョージ・R・R・マーティン
少々、オカルトやホラーに流れたところもあるが、堂々たる傑作。先を読ませる力、そう来ちゃったかというやりすぎ気味の結末、素晴らしいものがある。

■「とっても不幸な幸運」畠中恵
最近、飲食系マンガはもう何でもありだが、小説界でも非常に増えてきた。

■「午前4時の白パン」木村いこ

■「不倫。ダメ、絶対!」カラスヤサトシ
この方、コミュニケーションが不得手なところがあるので、不倫はできない人だからと思いつつ、自分の心理の客観分析が面白い。

以下、図書館の2冊。
■「明日は昨日の風が吹く」橋本治
まさに10年後、現在のどうしようもない政治状況を言い当てているといって良い。

■「ディア・ドロップ・プラネット」玉岡かおる

20190515最近読んだ本

2019年05月15日 15時36分00秒 | 読書
■「ラブノーマル白書」みうらじゅん

■「消えゆく横丁」藤木TDC、他
札幌でいうと、二条飲食街、ひょうたん横丁(片側は数年前に無くなっている)くらいか。

■「日本の偽書」藤原明

■「O.tone Vol.127」
パスタ特集。

以下、図書館の4冊。
■「資本主義の終焉と歴史の危機」水野和夫
ゼロ金利政策や、資本主義そのものが持つ問題点を歴史に照らして解説。

■「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」石井好子
昭和38年初刷の本でありながら、エスカルゴ、ニョッキ、生ハムメロン、パエリアなどを伝えるという、恐るべき深みのある本。歴史を楽しもう。

■「見えない誰かと」瀬尾まいこ
こんなに特定できる形で身近な人をエッセイに登場させるということが、理解できない。

■「鳥と雲と薬草袋」梨木香歩

20190510最近読んだ本

2019年05月10日 23時47分28秒 | 読書
■「象牙の塔の殺人」アイザック・アシモフ
再読。

■「ビット・プレイヤー」グレッグ・イーガン

■「逆説の日本史22」井沢元彦

■「ヒト夜の永い夢」柴田勝家
南方熊楠を主人公にして、生体物質(粘菌)による人工知能をテーマにした作品。伝奇モノは苦手なのだが、これは面白く読めた。

以下、図書館の5冊。
■「給食のおにいさん 受験」遠藤彩見

■「給食のおにいさん 浪人」遠藤彩見

■「迎撃せよ」福田和代
再読。

■「きえもの日記」高山なおみ

■「ゲイカップルに萌えたら迷惑ですか?」牧村朝子

20190503最近読んだ本

2019年05月03日 22時38分20秒 | 読書
■「かがやき荘西荻探偵局」東川篤哉
強力な女子キャラ3名を探偵役にして、ユーモアと本格ミステリの要素がかみ合っている。

■「アリス殺し」小林泰三
夢と現実の登場人物と殺人事件がリンクして進む。しかしながらストーリーには論理性があり、ある驚きポイントでは、私は「十角館の殺人」を思い起こしたくらいである。しかしながら、この作者だけに、話はそこにとどまらずとんでもない結末へ。

■「散りしかたみに」近藤史恵
再読。

■「裏山の宇宙船 上下」笹本祐一

■「宇宙の炎の道 ペリーローダン592」ヴィンター、ツィーグラー
エレメントの十戒という新たな攻撃が人類に迫る。

■「水晶宮の影 グイン・サーガ145」五代ゆう
ラストでついにキーパーソンであろうと思われる、あのお方が…。この話で「あのお方」というと、もう誰だかわかってしまうという。

以下、図書館の3冊。
■「中年体育」角田光代
こんなこと、できない。

■「正しい家計管理」林總
これもできない。

■「妻と正しくケンカする方法」小林美智子
これもムリ。世の中には不可能なことが沢山ある。

20190430最近読んだ本

2019年04月30日 23時00分29秒 | 読書
■「シャンパーニュ2」城アラキ、長友健篩
はあ?

■「天空の防疫要塞」銅大
謎の異星人が人類文明圏に侵攻(と言っても人類を認識しているのか疑問)。人類を敗北させないための戦略の結果はどうなる?

■「ダークルーム」近藤史恵
再読。

■「大坂」加藤政洋
大阪がこれほどまでに土地開発で失敗しているのを初めて知った。こういうのは地域外ではなかなか分からないことなのだろう。それなのにまた愚かしい万博構想をぶち上げているのか? どこのどんな街にも、しっかりした人と愚かな人は一定量いるということだ。

■「流れよわが涙、と孔明は言った」三方行成
数学の中でも、位相幾何学SFと言いたくなるような話である。

以下、図書館の3冊。
■「寄付をしてみよう、と思ったら読む本」渋澤健、鵜尾雅隆

■「ニッポンのまちのしくみ」福川裕一、青山邦彦

■「「それ、どうでもいい」という過ごしかた」小池龍之介

20190427最近読んだ本

2019年04月27日 20時54分53秒 | 読書
■「星系出雲の兵站4」林譲治
敵の行動原理の一端が見えてきて、ついに総力戦で勝利。しかしながら、敵本体のいる星系は発見していない訳で、この先はまだ不確定なのだ。

■「冷気のエレメント ペリーローダン591」シドウ、エルマー
別の宇宙からマイナス961度(この宇宙における絶対零度を下回っているが、そこはほら、別の宇宙だから)の冷気が襲ってくるという、訳の分からない新しい危機が始まる。

■「ifの悲劇」浦賀和宏
再読。

■「閻魔堂沙羅の推理奇譚 落ちる天使の謎」木元哉多
話の進め方はいつも同じなのだが、内容には工夫がある。

■「大進化どうぶつデスゲーム」草野原々
突然、学校に巨大ネコが出現。過去に戻って動物の進化の歴史を修復しないと、地球はネコ科生物が支配することになるというのだ。女子高生たちは進化の分岐点に戻り、ネコ型知性体を絶滅するために戦う。話は面白いが、処理が不十分。

■「スノーフレーク」大崎梢
再読。

■「いちばん初めにあった海」加納朋子
再読。

以下、図書館の1冊。
■「幕末の探検家 松浦武四郎入門」山本命