ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その 202 習得難易度

2018-11-30 05:34:27 | 6.私の感想・考え

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Dear foreign visitorsplease visit below site.

Shortcut for learning Japanese https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/

Site Map https://nihongokaiwachikamichi.jimdo.com/site-map/

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外国語の習得難易度

 アメリカ国務省傘下の「外務職員局」FSI Foreign Service Instituteは外交官などの専門職養成機関がテストし、調べた結果が有るそうです。それぞれ条件は、英語ネイティブ人間で平均年齢は40歳で、言語教育全般に対する適性も高く、また大半がいくつかの外国語に関する知識を持っているという条件です。彼らは6人以下の小グループに分かれ、1週間に25 時間ずつ勉強し、1日に3時間から4時間ほどの自習を続けた。つまり、自習を含めれば1日8~9時間、休日でも3時間~4時間ほどの自習を行なったそうです。

 

(1)カテゴリーA 2324週間--約半年で習得可能(英語と関係が深い言語) 

デンマーク語、オランダ語、フランス語、イタリア語、ノルウェー語、ポルトガル語、ルーマニア語、スペイン語、スウェーデン語

(2)カテゴリーB 3036週間で習得可能

ドイツ語(約30週間)、インドネシア語(約36週間) マレー語(約36週間) スワヒリ語(約36週間)

(3)カテゴリーC 44週間--約1年で習得可能(英語と大きな言語的文化的相違のある言語) 

ビルマ語、タイ語、ベトナム語、ラオス語、アルバニア語、アルメニア語、アゼルバイジャン語、ベンガル語、ブルガリア語、クロアチア語、チェコ語、エストニア語、フィンランド語、グルジア語、ギリシャ語、ヘブライ語、ヒンディー語、ハンガリー語、アイスランド語、クメール語、モンゴル語、ネパール語、ペルシャ語、ポーランド語、ロシア語、スロベニア語、タガログ語、トルコ語

(4)カテゴリーD 88週間--約2年で習得可能(英語母語者が極めて習得困難な言語)

広東語、北京語(いわゆる中国語)、日本語、韓国語

 英語を母国語とされる方のデータです。

 

栗原富雄(くりはら・とみお)氏

月刊『Yangon Press』編集長兼CEO元日本旅行作家協会会員。



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その29 難易度

2018-11-30 05:26:35 | 8.ミャンマー語独習

難易度

「ミャンマー語と他言語との考察と研究」という記事が有りました。

http://bizaia.asia/ミャンマー語と他言語との考察と研究1/

 

 ビルマ語は子音33個、母音7個×声調3種、介子音4種の合計58個。日本語はひらがな46個、カタカナ46個、濁音1、半濁音1、拗音3個×2の合計100個。英語のアルファベットは27個だから、ビルマ語は日本語より文字数が少なく、英語より多い。

文法的には、語順は、追次、翻訳しても、さほど違和感がないようです。

 音節はビルマ語では約2万通りもなるそうです。私は、最初は、子音33個に騙されて入って行きましたが、母音、声調の組合せをやって見て驚きました。そして、どうも、そういうことになるようです。日本語は濁音、半濁音などを入れて262通りで、英語は1,000通りから1万通り通りと言われていますので、音節だけ見れば、日本語の発音がシンプルで、ビルマ語の音節は英語以上に複雑であることが分かります。

 ビルマ語をマスターするコツは、まずこの基本文字を覚えることから始まるのではないかと、。最初は、よく使う子音26個でいいミャンマーの基本文字を覚えるのが早道で、それから、母音、声調、介子音、最後に文字の組み合わせによるルールを覚えるようにしていけば、後は楽だとおっしゃっています。実際には、韓国語の半切表の如く、マトリックスに有っても、ほとんど使用しない音節もあるようです。しかし、残念ながら、入門したての我々には、その要不要が全く分かりませんので、やはり、重くのしかかって参ります。

発音をマスターするのは大きなハードルです。中国語・タイ語・ベトナム語・チベット語などのアジア諸国の言語と同様に、声調があって、また、無声鼻音や有気音と無気音の区別があること、舌を歯の間にはさんで発音する閉鎖音(破裂音)があることなどが我々日本人には壁の一つとなっています。 

栗原富雄(くりはら・とみお)氏

月刊『Yangon Press』編集長兼CEO。元日本旅行作家協会会員。 

 なお、別のビルマ語の解説に、日本人が知らない「有気音」「無気音」と有りましたが、これは、韓国語の「激音」「濃音」に当たるのではないかと考えます。そして、その「激音」「濃音」につきましても、あちこちに、日本人が知らないとありましたが、別のところに、日本人はその区別が出来、発音もできるのに、文字(ひらがな)等に、明示されないので、気が付いていないという話でした。ハングルには、それが明確に示されていますので、それに倣えばよい訳です。そして、その説明には、「カットバセ!」の「か」と、「からすがカア、カア」の「か」の差だと有りました。私に取りましては、具体例が示され、非常に分かり易く、それ以降、間違い難いものになりました。

 素人の観察でなく、発音の専門家の易しい説明と、正しく身に付く方法の説明が欲しいですね。

 


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