ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

20161107

2016-11-09 04:21:29 | 7.私の日誌
日本語教室
 新しく参加してこられた学習者を担当しました。
 米国育ちの中国系米国人で、大学で、1年間中国語も勉強したそうで、日本語も2年間勉強したそうです。しかし、どの程度の日本語がはなせるのかを、把握するのに時間がかかりました。またどういう日本語の勉強をしたいのかなかなか聞き出すことが出来ませんでした。
 私が言います自転車に乗れる程度の日本語のポテンシャルを持っていると判断しましたが、本ボランティアの教室のように、週一回2時間程度の勉強を、学校でやるようなやり方でやっていては、いくらやっても上達いたしませんので、どんな考えで来られたのかを知りたいのです。要するに、待っていても、上達いたしませんので、積極的に、何をどうしたいのか、たとえ間違っても方向性を見出してもらわないと、我々としても、どこから手を付ければよいのかも良く分かりません。(例え、最初の方向性が間違っても、いくらでも修正は可能です。)
 本当なら、ネイティブからしか得られないものを求めてやってきて欲しいと考えます。例えば、日本語らしい文章に添削してもらいたいとか、日本語として聞き取ってもらえるかどうか判断してもらいたいとか・・・・・。
 また、語彙も十分お持ちなので、このレベルになりますと、教科書の借り物の文章から卒業して、自分なりの文章を作って欲しいと考えます。ご自分のボキャブラリーを駆使して、「これについて、私は、こう説明したい!!」というような・・・・・。私の場合、そう心掛けてやって、力が付いたと感じていました。
 
 聞き取りに時間がかかったり、発話に時間が掛かったりしますので、アナウンサーが訓練に使うような発音練習の例を宿題として渡し実験台になってもらうことにしました。少しでも、上達し、スムースな発音になれば、しめたもので、彼のためだけでなく、他の方達にも応用できます。

 私としましては、独習を促すような、有効なアイデア、教材を、提示、提供できないかと考えます。そして教室へは、質問や知りたいトピックスを持ってきてもらえれば、良いのですが・・・・・。

 今、使用頻度の高そうな文型を調べてプライオリティーをつけようと考えています。初級を終えた方になら順番に、例文をぶっつけて行けば、どの辺までが分かり、どこから先が分からないかの目星が付くのではないかと考えます。中級ぐらいの人にならどんどんぶっつけていけば、目安にも、訓練にもなるのではないかということになります。
 今回には間に合いませんが、そのうちに・・・・・・・



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする