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ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

20150907

2015-09-08 06:25:36 | 7.私の日誌
日本語教室
 数日前の心配が、まだ、解決案も浮かばない内に、現実に、目の前で起こってしまいました。
 先日、全くの初心者を担当して、色々戸惑い、私なりに対策を講じてきました。そして、本日、再び、別の初心者を担当しましたが、残念ながら、私の思い通りには参りませんでした。

 前回は、米国人で、多少私の英語が通じて、説明できたと思いましたが、その後の出席が有りません。「ここで、日本語を勉強したい」という気にさせられなかったので、大失敗でした。

 今回は、中国人でしたが、私の中国語は、もう15年経っていますので、適当な語彙が浮かばず、殆ど通じませんでした。本当は、どういうふうに、日本語を勉強していきたいのかを、聞き出したかったのですが、上手く聞き出すことが出来ませんでした。

 50音の絵カードでは、ひらがなは、多少時間がかかりますが、ほぼ間違いなく発音ができます。カタカナは、少し分かりますが、まだ実用になっていません。私の自作の基本単語帳は、有効のようですが、自習してくれるかどうか分かりません。同じく、身近な短文を提示しましたが、こちらには、興味がわかなかったようです。
 聞くと、タブレット端末を持っていましたので、日本語教育サイトを紹介している私のブログを、実際にアクセスしてみせ、実際に、閲覧してみました。これは脈が有ったみたいです。
 現在は、ボランティアの日本語教師向けの記事になっていますが、全くの初心者が見ても分かるようにしてみたいと考えます。サバイバル用に、通訳アプリも紹介しておきました。

 そして、「どういうように日本語を勉強したいのか」は、取り敢えずは、それぞれの言語で、質問票を作り、直ぐに聞き出せるようにしたい。そして方向性を素早く把握できるようにしたい。
 一応、彼のお母さんが使われた、中国語の日本語教科書をお持ちなので、それをメインに進めてゆくことにしました。私の考えは、自作のサバイバル用の短文を平行して教えてゆこうと考えます。



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20150905

2015-09-06 06:20:12 | 7.私の日誌
指導者講習
 学習者用の教科書が、どういう目論見のもとに編集されているのか、日本語指導者の初心者である私には、なかなか読めません。
 どうも、語尾変化、動詞の活用等が、難しいだろうから、変化、活用の少ないものから取り上げているそうです。
で、最初に来るのが、名詞+「です」で済む『名詞文』。次いで、同じような形で済みます『形容詞文』。また、目的語を取らない動詞の『自動詞文』、そして、目的語を取る『他動詞文』と言うことになっているそうです。
 そのように要点を手短に説明されれば、素人には十分分り易いのですが、「~は、Nです。」の形では、頭の悪い私には、ピンと来ません。と言うことで、自分なりに翻訳して、頭に入れて置かなければなりません。もう少し、突っ込んで、勉強してみたい。

 数人の学習者に教えるとした場合、全く話せない人が混じっていることを想定しなければなりません。日本語が全く通じませんので、絵、実物、アクションを通じて、日本語の或る語彙をイメージ、納得させなければなりません。実物で示すことが出来無いものについては、生活習慣や考え方が異なりますと、限りなく誤解が生じます。この作業は、全く、馴染みがなく、場面を想定できませんので、非常に苦しい。
 私が、学習者であった時は、ブロークンな英語が助けてくれたり、ハングル、中国語簡体字の読み書きを集中的に憶えることによってその段階を切り抜けたりしましたが、皆が皆、そうされる訳では有りませんし、正直、余り期待できませんので、そこをどう乗り越えるか、なかなか知恵が浮かんできません。




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20150829

2015-08-31 06:14:51 | 7.私の日誌
指導者講習
 前回に続いての、指導テクニック、ノウハウ編。
 N2,N3を目指す学習者(以後、N2者、N3者)を担当したメンバーからの質問に対して、講師からの回答は、「事実の羅列」か、「話者の考え、気持ちが織り込まれているか」の違いから説明されましたが、やはり、「惻隠の情」とか、「慮る」と言うような生活習慣、概念を持ち合わせていない方々に、例え、説明は出来ても、納得させると言うのは、非常に難しいことが予想されます。
 どうも、そこのキーポイントは、学習者が日本の生活習慣を理解しようとしているか、又理解しているかによって、納得出来ていくそうなので、我々にとっても、そういう意味からのアプローチが、必須のようです。
 講師の経験から、往々にして日本の悪口をいう人は、マインドが逆方向に向いている方々のようです。我々も、そういう現象を、頭に入れておいたほうが良さそうです。

 N2,N3者の質問に対して、更に例文を作らせて、切り返して見るのが、相手の理解度を測るために効果的だとのアドバイスを得ました。

 やはり、我々としては、早めに、色々なところに首を突っ込み、実際に、色々な問題にぶっつかり、悩み、色々な人の助け、知恵を借りて、解決し、経験してゆくのが、一番の近道なようです。

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20150828

2015-08-29 06:23:01 | 7.私の日誌
教材探し
 全くの初心者で、サバイバル日本語の必要な方への対応のし方が見えてきました。
 すなわち、ネット上に教材が複数存在していますので、それらを利用すれば、市販の教科書とのギャップを埋めることが出来そうに考えます。内容量は、集約されていて、「取り敢えず、軽く、ひと通り学習する」という私の考え方にも合致します。
 後は、2,3語で済む生活短文をまとめれば、ほぼ完成ということに成ります。これは、日本文の方は準備出来ています(ローマ字文、ひらがな文、漢字混じり文)が、学習者の母語のほうは、ネット上の機械翻訳が成熟していれば簡単なのですが、まだダメです。英語、中国語、韓国語は少し分かりますが、それ以外の言葉は、全く分かりませんので、添削のしようが有りません。
 と言うことで、ある程度先が見えてきましたので、明日から再開します講義の方に集中ができそうです。



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20150810

2015-08-10 21:39:15 | 7.私の日誌
教室
 本日は、生徒さんの集まりが、良くありませんでした。まあ、この暑さといい、夏休みの最中ということもあって仕方ないですね。

 前回の事も有り、教材を準備して参加しました。残念ながら、生徒さんは欠席で、空振りに終わりましたが、教室を運営している方々に、その教材に対して、ご賛同を得ましたのは、何よりの収穫でした。

 実際には、私が考案したわけでも、何でも有りません。ただネット上にある教材を、見つけ出し、収集したに過ぎません。恐らくは、どうぞお使いくださいと開示してくださっていると思いますので、「ありがとうございます。」利用させていただきますということに致します。

 案の定、運営なさっていらっしゃる方々も、お気づきでは有りましたが、コンピュータやインターネット方面に、残念ながら不案内のご様子で、手が付けられなかったようです。
 この程度の事なら、私にとっては、お安いご用なので、どんどん協力させていただきます。本当を言いますと、もっと私の頭が、カッカ、カッカして、活性化するような課題を、ぶっつけていただきたいなと考えております。

 現在考えています課題は、外国語と日本語の基本単語と基本短文の対照表を作りたいと考えています。日本語は、ローマ字レベルの方、ひらがなレベルの方、そして漢字を覚えたい方にも対応できるように、3種類で表現したいと考えます。
 外国語に関しましては、インターネットの翻訳機能(機械語訳)を使うつもりをしていますので、推敲するまで、時間が掛かると思います。ただ、我々の教室の現状を踏まえますと、お金を頂いて販売するわけでも有りませんので、その点は、”on the way”ということで、多少我慢していただけるものと、勝手に、考えております。
 実際には、日本語の部分は、固定で、外国語の部分だけを、取り替えたものを制作するつもりです。今のところ、差し当たって必要な英語、タイ語から始めたいと考えております。

 もう一つは、漢字の筆順を明示したものが欲しいとのご要望が有りましたのでそれに、取り組みたいと考えます。ちょうど、ネット上に筆順まで明示したフォントが提供されていますので、それを利用させていただいて、レベルごとに纏めたいと考えます。
  Fontの名前は、「KanjiStrokeOrders_v3.001」です。パソコンのフォントに登録して、フォントを選択する時の名前も、前記と同じです。48ポイントで表示してもよく見えませんので、太字(bold)で表示した方がよいかもしれません。

 ということで、やっと私の出番が、廻って来ました。



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20150803

2015-08-05 10:11:53 | 7.私の日誌
教室

 今日は、非常に良い経験をさせていただきました。
 初めての参加者で、身の回りの言葉を、ローマ字で覚え始めたばかりの米国人の男性です。
 私の考えておりますシラバスでは、ひらがなを読めるところから出発していますが、やはりこんなケースも有りますので、考え直して、ローマ字からに、もう一度考え直します。

 ある程度準備した教材が有りますが、クラウドを利用したPCで使えることを想定していますので、その準備が整うまでまだ時間が掛かりそうです。ちょっともったいないので、たとえ中途半端であっても、直ぐ使えるように、プリントして持ち歩く事にします。

 ご本人には申し訳ありませんが、私のシラバスの実証のための実験台になってもらおうと、私の一存で考えております。

 今回の学習者が、殆ど、日本語が使えませんので、英語を使ってやりましたが、本当に伝わったのかどうか、また、メチャメチャブロークンであったのではないかと、心配しています。何せ、もう10年以上外国語を使っていませんし、復習もしていませんので、舌も、頭もキチッと回っていないのではないでしょうか。気のついたところから、直していこうと考えています。取り敢えず、「f」「v」、「l」「r」と「th」の発音と、時制に気をつけたい。

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20150801

2015-08-03 10:07:49 | 7.私の日誌
指導者講習

 本日の講義は、学習者用の教科書を使っての教え方で、いよいよ本論に入ってきました。しかし、私自身の覚悟が足らないのか、マインド、心遣いが、日本語教師用に、切り替わっていません。
 頭や、気が、全く、走っていません。講師の説明を聞いて、相づちばかりで、もっと、先回り出来てもよいのではないかと思います。

 例えば、ある例文を学習者に与えた時、彼らが、一体、何を感じ、何を考えるだろうか、また、どこに躓くだろうか・・・・・と言うようなことに、もっと、私自身の気が、走ってもいいようにおもいます。
 今日から、新しい課を教えるという場合、既知の単語か、既知の構文か否かを、すぐ篩分け出来なければなりませんし、学習者の回答が、たとえ適切であっても、ほんものか、まぐれかも見分けなければなりませんし、即、確認する質問をぶっつけ返さなければなりません。




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20150725

2015-07-27 16:22:09 | 7.私の日誌
日本語指導者講習

 前回の我々の実習について、講師から、皆の一生懸命さ、熱心さを評価していただきましたが、これからが本番のようです。

 今回は、先生の経験された予想外の事例について、多く説明が有りました。
 単純に聞き逃したり、認識がないので、聞き飛ばしてしまったりとか、色々なケースが起こるようです。そこで思い出したのが脳科学者の話。「60%単語が分かれば、90%話の内容が理解できる」で、まだ10%残っているのに、100%分かったと、教える方が、勘違いしてしまうこと。則ち、残りの10%で、食い違いが起こっていないか気を配らなければなりません。
 また、学習者が、気の利いた話し方をした時は、たまたまか、別の場面でも同じように気の利いた使い方ができるのかどうか、吟味する必要が有るそうです。
でも、我々がそれをするためには、何か一本筋の通ったようなものを持っていなければダメなように感じました。すなわち、身近な例で言いますと、使っている教科書を、一冊丸暗記するのが、一番の近道のように感じました。(今までそれはしたくないなと思っていましたが・・・・・)

 また先生は、入門初期の学習者に対しては、板書、教科書を使わずに、口頭の会話によって、授業を進めているとの話でしたが、これは納得です。
「表音文字で育っている人は、耳で勝負していますが、表意文字で育った人(特に日本人)は、目で勝負をしています。」と言うのが、私の実感だからです。普通の日本人は、ご自分の小学校、中学校のスタイルしか知りませんが、必ずしも、それが、最適かどうかは、吟味する必要が有りそうです。


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20150718

2015-07-23 05:43:33 | 7.私の日誌
日本語指導者講習

 今回から実技の講習が始まりました。
講師が、別のところでお教えになっている生徒さんにも参加してもらっての講習です。
残念ながら、皆さん、一生懸命なのですが、私も含め、余裕がなく、教授術に走りがちで、本当に、何を教えたいのかが、なかなか見えませんでした。

 講師のその実技の解説で、「質問をして、相手に答えさせる」という教授術の説明がありましたが、教え手は、これをしっかり身に付ける必要が有りそうです。いろいろな角度から、習熟度に合わせて、質問の例を、今後、沢山集めておきたい。

 それによって、学び手も、しっかり頭を働かせ、多少の緊張感を持って臨んでくれるようになるでしょう。そして、それが、うまく行けば、ご自分の間違いを気づくように、持って行くことが出来そうです。
 更に、先回りし、質問をして、間違いを誘発させて、相手に気づかせる。そして、こちらが直すと言う方法も考えられそうです。
 しかしそれが出来るためには、その前に、こちらのポテンシャルを、もっともっと引き上げなければなりませんが・・・・・・・・・・。

 また、質問の例を沢山持っていますと、こちらが余裕を持って、教えることが出来そうな感じがします。




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20150713

2015-07-14 20:12:13 | 7.私の日誌
日本語教室7回目。
 今回は、片言レベルの中国からのご婦人。
 日本人のご主人とも筆談ということなので、日本語を使う機会が非常に少ないと推測します。恐らく、気後れして、ご自分から、積極的に、発話する機会が少ないのではないでしょうか。
 取り敢えずは、本教室のような所へお出かけになって、日本語と接する機会を増やすのが一番ではないかと考えます。教え手のボランティアは、その為に参加していると言っても過言では有りません。
 ただ、私の経験では、いつまでも受け身でいますと、周囲に、無視されるか、質問され、身元調査をされるだけで、面白くもなく、いくら時間が経っても、話の中に入って行くことが出来ませんでした。そこで、たとえ、回答が聞き取れなくても気にせずに、周囲に質問を投げかけるようにしました。話の内容の進展はともかく、話が、行ったり来たりいたします。

 質問の短文を、ご自分でご用意なさって、ご自分から発話する習慣と、日本語会話に接する機会を増やすために教室に参加されるのが肝要かと考えます。



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