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ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

20151102

2015-11-04 11:21:19 | 7.私の日誌
日本語教室

 やはり超初心者への指導は難しい。
「私がやりたい。やってあげたい。」ことが、なかなか相手に伝わりません。恐らく、ご本人も、疑心暗鬼になったり、イライラしたりしているのではないでしょうか?

 特に、ボランティアのマンツーマンの指導には、教科書本文の進展を、待っていては、全く、捗りません。そこで、指導に関する単語、用語は、いわゆる間接法を用いてでも、明確に伝わるようにした方が、時間の無駄が省けますし、指導する方の苛々も少なくなるように思います。

 残念ながら、「勘」の悪い方もいらっしゃるので、そういう方は、なかなかうまくスタートが切れません。指導のための単語、短文を準備したい。また日本語の特徴を簡単明瞭に伝える文章も用意したい。恐らく、しっかり準備がして有れば、学習者の信頼も勝ち得るのではないでしょうか。

 ネット上の教材をいろいろ当たってみて、所々に、そういった用語が準備してあるのが分かりました。また、日本語教師の集まりのホームページには、日本語の特徴の説明も、載っています。どなたの考えも同じようで、なんとか、私自身が自分で納得できるようなものを準備したい。



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20151026

2015-10-27 10:08:28 | 7.私の日誌
日本語教室
 本日は、ベトナムからの実習生を担当しました。
 教科書「みんなの日本語」の内容は結構わかるのに、会話がなかなかうまく行きません。
 だいぶ勉強したのに、実際の会話のとの間には、随分ズレが有ります。要するに、それだけ教科書が分かれば、もっと話が進んでも良いのではないかと言う感じです。耳が慣れていないのか、ボキャブラリーが少ないのか、それともよく言われています教科書の言葉遣いと、我々の言葉遣いの差なのか、何故なのでしょう?

 彼等には、いろいろな教材をぶっつけて反応を見ています。既に手渡した「絵カード」を、彼等は無視しているようですが、次回にでもおさらいをして、ボキャブラリーがどの程度か確認してみたい。
 絵カード全体では、300語ほど有ります。また今回、「500語」と言う教材を渡したので、次回もう少し丁寧に反応を見てみたい。また、PDFになった書類を、USBで渡しましたので、今後どんな反応を示すか観察したい。

 現在まで、教室での担当は、テンポラリーで、継続的に、学習者を観察する機会がありませんでしたが、彼等は、若くて理系の大卒なので、恐らく進歩が速いと考えます。我々にとっても継続して観察できるモデルに成ってくれるものと考えます。

 彼等の持っていた別の教科書に、文法用語とか、教える上で、必要な単語がリストアップされていました。今回、肝心なところで、随分役に立ちましたので、次回、コピーをとって今後に役立てたい。



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20151019

2015-10-20 10:00:39 | 7.私の日誌
日本語教室
 適当な教室が見つからなかったと言うことで、ベトナムからの実習生が、また、教室に、やって来ました。(彼等の日本の会社のやり方に、疑問が残りますが・・・) 彼らにとっては、実習が始まるまで、1ヶ月残っていますので、その間、何か手助けできないかを考えました。
 超初心者に、簡単に、効果的に独学できる方法をアドバイス出来ないかなと・・・・・。
 現在やりかけの「基本単語帳」、「基本会話(短文)」、外国語別教材ウェブサイトを、取り敢えず早くまとめ上げるのが肝要なようです。

 以前から継続して教室に通っているフランス人は、漢字の勉強を始めたようです。ただ、観察していますと、偏や旁の概念がないように感じます。漢字を一文字づつ覚えるのは大変なので、偏や旁等のパーツから成り立っているというのが理解できれば、もう少し憶えやすいのではないかと考えますが、素人考えでしょうか・・・・



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20151005

2015-10-06 10:16:37 | 7.私の日誌
日本語教室
 本日は教室の予約が取れていなかったようで、空振り。ベトナムからの実務の実習生が、教室に参加しようとやってきていましたが、実習は2ヶ月先から始まるそうなので、有料の教室で、詰めて教えてもらう方が効果的と考えましたので、世話をされている方にそうアドバイスしました。原発の作業現場の表示等を正しく理解できるように、漢字を勉強させたいようでした。日本からの輸出は正式に決定したのでしょうか?

 前回、担当した生徒さんもやって来ましたので、同じ講座で勉強しています駆け出しの日本語教師が二人で、近くの喫茶店で、お相手をしました。

 以前、講師の方から、日本の習慣等を肯定的に捉えている学習者は、説明しても理解しやすい傾向があるとの説明がありましたが、ならば、そういう考え方を使っての教え方はないものか。我々が、一々説明してもなかなか伝わりにくいので、何か簡単な読み物から汲み取れないものかと、ずっと考えていました。やっと思いつきました。ちょっと分厚い本ですが、イザベラ・バードの「日本奥地紀行」です。現在の日本人でも知らない明治初期の日本人のマインドを教えてくれます。現在の我々も当時のマインドを引きずっているでしょう。そして、それらの依って来るところも、ある程度想像付くのではないでしょうか?

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20151003

2015-10-05 10:14:12 | 7.私の日誌
指導者講習
 講師より言語習慣の差異についてのアドバイス。西洋人は、例えば、家族の説明においても、同じ方のことを述べる時、2回目に出てきた時、あるいはそれ以降も、「彼(he)」「彼女(shi)」で、済ませるので、日本人にとっては違和感を覚えますとの話です。
 日本語においては、主語を省略したりしますが、西洋の語族では、主語を省略できないと聞いていますのでその習慣を引き摺っているのと、日本語では、「父は」、「母は」を用い、「彼」「彼女」と言うような代名詞を使うようなことをしません。日本人にとっては他人行儀に感じます。
 また、日本語では、カジュアルになればなるほど、文が短くなるようだとの指摘もありましたが、お互いに周知の事柄についての話なので、間違いなく意志が伝わっていくものだと、推測します。



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20150928

2015-09-30 10:10:02 | 7.私の日誌
日本語教室
 本日のお相手は、大学院とN2を目指す大学の研究室に所属する中国からの研究生の方です。(正直言いまして、そんなポジションが有るということを知りませんでした。) 来場の目的は、上達のために、会話を実践したいということのようです。大学では、日本語をお使いのようですが、それ以外では、会話の機会が少ないのではないかと推測します。
 正直言いまして、どの程度聞き取れているのかよく分かりませんが、話題が殆どずれることが有りませんでしたので、内容の理解は、十分できていたものと思います。却って私の方が、よく聞き取れていませんでした。私の難聴と、彼の会話のスピードが速いのとで ・・・・・

 メインの担当は、当教室で長年やってこられた方です。彼は、話題に出来そうな新聞の切り抜きを沢山お持ちで、一つずつ取り上げて、会話を進めてゆくのです。この点は、私の一番弱いところで、そういった方面の素養、教養があまり芳しく有りません。なんとか改善方法を探しださねば・・・・・・・

 また彼は、所々で、或る日本語に関するテーマ(狭い範囲)で、手短に総括して、説明していることです。話のしっぱなしではなく、所々で、マトメを行っています。中・上級の方には、日本語で説明しても理解できますし、おさらいにもなり、頭の中の整理も出来、けじめが付いたものと思います。
 けじめの付いたところで、「今日はここに来て良かった。」と感想を持ってくれたのではないでしょうか。
 テーマを絞り、ところどころで、要点を手短に説明できるように、私自身の頭の中へ情報を取り込み、整理しなければなりません。




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20150926

2015-09-28 10:05:57 | 7.私の日誌
指導者講習
 似たような2つの用語の差を説明するのが難しい場合。同じ例文を用いて、対象の用語だけを、取り替えて考えてください。そうすれば説明し易くなるでしょうとのアドバイス。
(例文)今、彼は大変な(状態/状況)にある。
この場合、彼自身が大変なのか、彼の置かれている環境が大変なのかと言う差異が浮き上がってきます。
 
 模擬授業については、またまた、学習者に、発話させるように持って行きなさいと言う指摘でした。また、質問の仕方を工夫しなさい。新語の導入にも、否定形の導入にも使えますよとのアドバイス。



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20150919

2015-09-24 10:03:01 | 7.私の日誌
指導者講習
英語「go」と「come」の定義、及び概念。
自分自身、英語を話す時、余り気にせずに、曖昧なまま使っていますが、どうも、日本語の「行く」と「来る」とに、そっくり置き換えると、誤りのようです。
「go」は、他の場所に行くことであり、「come」は、話し手ないしは、聞き手の所へ行くことだそうです。すなわち、「昨日、あなたの家へ行ったでしょう。」では、「come」を使い。「行ったけれど、あなたはいなかった」と言う場合は、「go」だそうです。



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20150914

2015-09-15 10:10:30 | 7.私の日誌
日本語教室
 本日担当した方は、台湾からのハキハキした若い大卒の女性。台湾で2ヶ月ほど日本語学校に通ったようで、ひらがな、カタカナは、何とか読めます。手製の単語帳をお持ちで、かなりやる気が感じられますが、ただ、私の見るところ、悲しいかな訓練不足で、しかし、しっかり、口が回るように訓練さえすれば、たどたどしさが、かなり抜けるものと考えます。 外来語のカタカナ語も慣れていないので、教科書に載っている単語もまだピンとこないようです。というところから、ボキャブラリーを増やし、口に出してどんどん発音練習すれば、すぐに上達すると考えます。

 英語がわかるという話なのですが、私の中国語も英語もなかなかうまく通じませんでした。お互いに、もう少し通じ合えば、どんどん理解が進むものと考えます。やはり私の外国語を、気を取り直して、リフレッシュしたほうが良さそうです。




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20150912

2015-09-13 10:01:25 | 7.私の日誌
指導者講習
 受講者の一人が、教壇に立っての模擬授業が有りました。
 学習者の役は、講師と我々受講者が受け持ったわけですが、学習者の修学度をイメージしての受け答えも、なかなか難しい。

 もっと「唱和」させればどうかなと、思っていましたが、やはり講師の指摘も同じでした。しかし、ご本人も、承知はしていましたが、なかなかうまく出来なかったとの話でした。たとえ考えていても、なかなかうまく「考え」通りにアクションを起こす事ができないということは、身近でしょっちゅう起こることですし、今回の講義もそのギャップを埋めるためのものですから、まあ、ぼちぼちというところではないでしょうか。 

「唱和」させるのは、指導者が、例示したセンテンスを、リピートさせる時に使いなさい。設問を、「唱和」で回答させようとしますと、混乱が起こります。設問を回答させる場合は、一人を、名指しで、指名して、回答させれば、混乱を回避でき、スムースに進行しますとのアドバイスです。

 絵カードについては、余り深く考えていませんでしたが、よく考えれば利用方法がたくさんありそうです。
 当日使う単語を、まず絵を示して「唱和」させる。単語の復習にもなります。例え、新語であっても、後で、本文で出て来ますので、前もってのウォーミングアップや心づもりにも使えそうです。単語の意味がわかって居れば、その場合でも構文の理解に集中できそうです。
 そして、単語の組み合わせを、いろいろ換えて行えば、色々な場面で使えるという運用の仕方にも気がつくのではないでしょうか。 具体的に例を考えてみたい。




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