いろいろな出来事

日々の出来事や気が付いた事など徒然に書いている双子の父です。
思った事等を思いつきで書いています。

いまだに生活はリハビリと思ってます。

2008年12月14日 | くも膜下出血
もう、発症して4年が経過してしまったんですね。

倒れたのはH16年9月27日・・・だっけ?@@
飲みながら書いてるから、あいまいです。

脳疾患は、退院してから始まるとも言われます。
中枢の障害は、治癒(症状の固定)から始まるともいえます。

今まで活動してた神経が壊れ、それを境に活動を停止し、今までの感覚や活動ができなくなってしまいます。障害の程度は、本当に人それぞれ、百人百色。同じものはありません。

私の場合は、右半身の皮膚の温度感覚がなく風が当たっても痛みと感じます。
食道と、声帯の左半分が麻痺して動きません。
でも、リハビリと、先生方の手助けのおかげで普段の生活で不自由ないくらいまで回復することができました。

入院中は、本当に社会復帰できないと思うくらいひどい状態でしたよ。
呼吸は自分ではできず、人工呼吸器で息し、左目はまったく見えない、声も声帯スカスカでまともに声も出ない。
そして、なによりもひどかったのは、食道が動かず、食べ物が摂取できないって事です。自分の唾も喉が動かないので飲み込めず、ティッシュに吐き出してました。
一番多いときで、一日に200枚入りのBOXを4箱も使って唾だしてました。

こんな状態で、この先どうして生きていったらいいのかと思ったものでした。
でも、人間って不思議だね。
こんな状態だったのに、いまは何とか普通の生活ができるようになってます。

記憶の出し入れは今もうまくできないときがあるけど、普段の生活で頭使ってるとだんだんと戻ってきているんだよね。
よく、脳疾患の回復は1年くらいで、後はほとんど回復が望めないって言われるけど、そんなことはないです。回復の度合いは低くなるけど、ちょっとずつ回復してるよ。

実社会に入ってのリハビリ、今はそんな感じで楽しくやってる。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする