脳卒中の手術後、ICU→回復室に移動し、その後一般病棟に移るわけですがその頃から少しずつリハビリが始まります。
まず、呼吸を自分でする訓練です、そして、嚥下の訓練(食べ物の飲み込み)、起き上がりの訓練。
頭を床から上げることさえ大変でした、枕もペッタンコの枕がせい一杯で、最初10センチも頭を上げると、貧血のようなスー・・・っと意識が薄れてたまに意識を失ったりします。
何度か起き上がりの訓練すると、次第に頭を上げることが出来るようになり、身体を起す事ができるようになりました。
ココまで来るのに、術後3週間位でしょうか。
次に車椅子で生活が始まりました、不自由ですが自分で移動できる事が出来るのでうれしかったです
キコキコ病棟を動き回ってました、自分の意思で動けることのありがたさを実感しました。
なんで車椅子の事を書いたかというと、昨日・今日と東京に出張行ってました。
目的は、東京ビックサイト(国際展示場)でHCR(国際福祉機器展)があって、その説明員としていってきました。この展示会は福祉機器の展示会では国内最大の規模で、3日間(明日まで)で、13万人もの来場者がみえます。
その来場者の中に、たくさんの車椅子に乗った方々が見学にいらしてました、その車椅子に乗った方々を自分のときに置き換えて見ていたりもしてました。
もしかしたら、いえ、
かなりの確立で私も車椅子がないと移動できない身体になっていたのです、そんな事を考えてまして、不自由な生活をしなきゃいけない人たちのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上の役に
に少しでも役立ちたいと思ったしだいです。