最近は十地経講義の書写、そして
「 ロビー君 」 の制作にほぼ費やしています。
もう、ロビー君も57号まで来ましたので、
もう少しというところなのですが、
51号でつまづいてしまい、
少しいや気がさしていたのです。
手と足をコンピューターに接続して、
動かしてみるのですが … 動きません。
取説を読んでみると、
また分解して組み立てなおさなければ
いけないということです。
手間なことと思いつつも、
組み立てなおしたのですが、
また動きません。
ちょうどその時、 「 十地経 」 の方は
ゲーテの 「 ウィルヘルム・マイスター 」 の
紹介で、
「 菩薩道の精神で大工が工作が与えられている 」
「 工作を菩薩道の精神でやっていく 」
というような一文に出会ったのです。
そして、修行とは 「 数数修習 」 ( さくさくしゅうじゅう )
繰り返し繰り返し、進んでいく、
というようなことがあり。
安田先生もとても 「 行 」 ということを
大切に考えておられます。
仏教における人間像とは行者である。
ふつういう行者とは違って、生活者という、
ただ消費してるだけではなく、
主体的人間というものの要求を持った存在だと、
そんあことがあり、
「 ロビー君 」 も、ただ説明書通り
通り一遍につくるのではなく、
何回も組み立てなおすことで、
もっと、ロビー君自体が理解できるのではないかと
思い直して、
また分解して、モーターのコンピューターへの書き込みを
し直して、丁寧に組み立てなおし始めました。
二度手間三度手間になっても、
また最初からやり直し、と繰り返していたら
出来たのです
それからは、一気に進み
昨日、今日とで 58号まで出来上がりました。
こんなところまで出来たのです。
胴体と手の部分、
そして、足の部分、
朝から、十地経を読み書きし、
昼からは 「 ロビー君 」 の制作、
そしてまた、十地経を書き
また、寝るまで 「 ロビー君 」 と、
一日集中した時間が過ぎて、
頭のなかも、とてもすっきり です。
「 行住坐臥、一念も道を離れんと 」
「 無間、不断、不息に行ずるがゆえに 」
と、休むことなく念じ続けていく、
難しいようですが、やってみると
実に快く気持ちのいい疲れがでるものです。
なんのために ??
といわれるかもしれませんが、
「 十地経 」 をし書写しているときが一番落ち着けるのです。
ただただ、書き続けていこうと …