久しぶりに、西京極幼稚園の入園式に
出席させていただきました。
ちょうど、桜もまだ残り、散り始めるなか、
桜吹雪の下を可愛い新園児さんが
ご両親と一緒に不安な面持ちながら
つぎつぎと、お見えになっていらっしゃいました。
親御さんたちの拍手の中、音楽に合わせて
入場されるのですが、
ま~ 一人が泣き出すと
それが連鎖して泣きながらの子も増え
また、全く動じない子もいたり、
入園式が始まっても大変な様子です。
でも、式も進み、
入園児の方の 「 お迎えの言葉 」 になると、
一瞬、講堂内が シ~ンと静まりかえりました。
不思議なことです。
どんな立派な ( 世間では ) 方が
挨拶しても泣き止まないのに、
園児さんの挨拶となると、
分からないなりにも、耳をそばだてて
その園児さんのご挨拶を聞いておられます。
これから、本当に大変なことだと思いますが、
年を重ねるごとに、集団生活にも慣れ、
友達との遊びや、運動、お遊戯も覚え、
卒園するときには、
あの、宮沢賢治の 「 雨にもまけず 」 を
暗誦し、それを全員で唱えることができるようになるのです
子供さんの3年間の成長ぶりには
驚かされるものがあります。
そして、また楽しみなことでもあります。
門の入り口には 「 お地蔵さま 」 が
園児さんの姿を見守っておられます。
知らず知らずのうちに、このお地蔵さまにも
手を合わせ、
「 おはようございます 」
「 さようなら 」
のご挨拶ができるようになるのでしょう。
今日はその足で、三浦先生のお墓へまいりました。
ご無沙汰していた、お詫びと
今日の入園式の様子をご報告しました。
先生の好きな 「 牡丹餅 」 もお供えしました。
体操のコーチの先生が話されてましたが、
「 ここは他の園と違って、
大きな家族のような温かみを感じます。」
このコーチの先生は三浦先生と少ししか
お会いされてないと思いますが、
三浦先生の心を身をもって感じておられるのです。
三浦先生もとても喜んでおられたようです。