明けましておめでとうございます。
年賀状と一緒に
西京極幼稚園より「たんぽぽ」が
届きました。
やはり心に響く言葉が載っています。
「和顔愛語」とは、
仏教経典「仏説大無量寿経」の中に
出てくる。
「和顔愛語」に続いて「先意承問」とあり、
「相手をいたわる気持ちで、
優しく笑顔で接し、
相手から言われる前に
相手の望ことを察して行うこと」
とある。
相手と直接触れる「言葉」とは
とても重要なものである。
しかし、
その大切さを分かっていながらも、
自分に都合のよいときは優しく、
都合の悪いときや
腹の虫の居所により、
悪態な言葉を発してしまい、
子どもの言葉を聞くたびに
痛感させられる。
「ひとつのことば」
ひとつのことばで けんかして
ひとつのことばで なかなおり
ひとつのことばで 頭が下がり
ひとつのことばで 心が痛む
ひとつのことばで 楽しく笑い
ひとつのことばで 泣かされる
ひとつのことばは それぞれに
ひとつの心をもっている
ひとつのことばは きれいな心
やさしいことばは やさしい心
ひとつのことばを 大切に
ひとつのことばを 美しく
私たち自身も
「一つの言葉には、
それぞれ一つの心がある」
ことを心に銘じて、
一つひとつの言葉を大切にし、
さらには、
他者への思いやりを育み、
言われずとも相手のために
何ができるか、
そのことを絶えず
心がけられるように、
子どもたちに接していきたい
ものである。
とありました。
ほんとうに、何気ない言葉
何気なくしている顔つき
相手に不愉快な思いをさせて
いることがあるようです。
言葉も顔つきも心からでてくる
ものです。
常に心にいい貯金をしていかないと
思わぬところで
自分のちらっとした本音が
出てきます。
金太郎飴のように、
どこを切っても同じ顔が出てくる
そのように修行に励まなければ!!
どうぞ今年もよろしくお願いします。