今は違いますが、私は結婚前からお菓子作りが趣味でした。
子どもたちが小さい頃は誕生日やこどもの日、クリスマスなどデコレーションケーキを手づくりしていました。
クッキーやマドレーヌ、チーズケーキ、ティラミスもよく作ったものです。
それがいつのまにか、甘党(辛党でもある)の夫にお株を奪われ、今ではすっかり夫の得意技になりました。
ケーキの泡立ては力が要りますから、夫に手伝ってもらっていたから興味を持ったのかもしれません。
夫に言わせると、同じ小麦粉から作り方次第で全く違ったものができる「お菓子作りは化学だ」から面白いと。
まぁ、第一は甘いものが好きだからでしょうね。
先月のお彼岸から2週間で手づくりしたものは次の通り・・・
和菓子は私の当番だったのですが、数年前からあんこ作りにハマった夫は2週間に1回は小豆を煮ています。
何せ、あんこものが大好きなのです(私も同じですが)。
使い捨て手袋をつけて、炊いたモチ米を丸め、つぶした餡を周りにつけていきます。
お彼岸の夫婦共同作業です。
近所の一人暮らしの方におすそ分けしています。
毎週金曜日、娘の家族が食事に来たときのデザートに最近、ロールケーキが好評です。
この写真は急遽作って、見栄えが良くないのですが、スポンジが柔らかくて美味しいです。
イチゴやキュウイ、缶詰のみかんを入れてよく作ります。
1昨日はあんこを煮た夫がネットでカルカンの作り方を見つけて、トライしていました。
もう30年以上も前、私もカルカンの型を買って何度か作ったことを思い出しました。
たくさん持っていた型ですが、処分したのか今はなく、電子レンジで作れるというので、カップケーキの紙型を買ってきました。
卵の白身を泡立て、上新粉、砂糖、すりおろした山芋が材料です。
あんを丸めて(これが私の役割)入れ、上下を白い皮でサンドします。
電子レンジに入れて、あっという間に出来上がり。
試食係の私としては、思った以上にふわふわ、故郷のカルカンの味がしました。
そして、昨日4月3日は夫のバースデー。
孫がプリンを作って持って来てくれました。
夫は自身の誕生日に自分でケーキを作っていました。
私は「ミルフィーユ風にすれば?」などアドバイス(口出し?)と中にはさむイチゴをスライスする位です。
今日はクロワッサンを作っていました。
夕ご飯を作ってくれれば、らくちんなのにと時々思いますが、お菓子は人を笑顔にします。
コロナ禍でじっと我慢の春。
家にいて、作ること、食べることでせめて楽しみたいものです。