ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

子供の日に思う事

2014-05-07 | 産前修行
今日で、
妊娠第二十四週目、
妊婦七ヶ月目です。

我が家から臨む雄山、立山。
昇る朝日が神々しく美しい。
清々しい朝に、感謝の礼拝。

合掌、
で、

「いただきます」

流れるニュースを聞きながらの朝食、
連休明けて日常である喧騒に戻った。

「いってらっしゃい」

喧騒の主を、シッシッと送り出…、

主人「こっちが前?」と、

出っ張ったお腹と反対の、
デカくなった尻を撫でた。

バッチーンッ

元々、私の尻はデカい。
妊娠して、倍増したさ。

デカいのは事実だが…、

「どっちが前か後ろか、分からん」と、
こういう暴言…許されるのか?

己の妻は、
ハンプティダンプティかッ!

補足1・ハンプティ・ダンプティとは、
童話「不思議な国のアリス」に登場する卵の妖怪?です。
卵から手足がにょきにょきっと出てる、
卵型ずんぐりむっくりなおっさんです。

ちなみに、童話上、
塀から落ちて壊れてしまう卵のおっさんで、
「壊れたら、元には戻らない」ことの比喩で登場します。

補足2・バッチーンッという音に関しては、
体型容姿に対する言葉の暴言(DV)に対してのDV返しです。

まったく、
妊婦の苦労、
女の気持ち、
妻の心をちっとも考えず、
鱈腹メシを食わして、
どの口で吐く暴言か。
嘆かわしい。

「はぁ…」
とため息を吐き、
悩ましきハンプティなお腹を見た。

「おい、ハンプティ、本当に元に戻らないのか?」
崩れた体型を鏡に映して、

ポンポン

お腹を叩いて、自問自答。

すると、

“ポコン、ポコン”

愛娘が足で答えた。

何と無く…

急に押し寄せる不安も、

「母さん、大丈夫だよ」

この、声なき声に助けられているような気がする。

だから、主人の心無い言葉にも耐えれるさ。

ちなみに、
そろそろ、聴覚が発達する頃ですので、
主人の暴言も聴こえていると思います。

さて、

マタニティの誰しもが、
何らかの不安を抱えている。

悩みとは、目に見えないけど、
悩んでいるようには見えない、
かもしれない…。
けど、
それぞれに何かしらの、
不安があるものだ。

こんな私でも、
ヨガやってて、
大丈夫かな…。

お腹の中で、
苦しくない?

いつも、
不安だ。

一日、一日、
レッスンの終わりには、
「良く頑張った」とお腹を撫でてやる。

すると、

まったく、
どっちが褒めているのか、

“ポコン、ポコン”

私が、母が、褒められた。

最初は、性別不詳のエイリアン似だった我が子、
今は骨格がしっかりして、女の子だと分かった。

髪もそろそろ伸び始め、
外の物音に反応する頃。

“ポコン、ポコン”

私に反応して、
腹を蹴り返す。

なんとまぁ、
私似の、跳ねっ返り娘である。

この跳ねっ返り娘に、

褒められて、

慰められて、

早いモノで、
後、二ヶ月弱で、
産休入りである。

あと、もう少し、

負けない母、強い母を、
お腹で感じさせてやりたい。


苧環(おだまき)。
花言葉・勝利への決意。


スズラン。
花言葉・幸福への招待。


子供の日は、

羊の毛刈りを見に行きました。

ちなみに、こいつはヤギです。

<By まきばの風>