ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

妊婦道

2014-02-26 | 産前修行
検診って、毎回毎回冷や冷やします。
今回、通常低い血圧が、さらに低く、

看護師さん「ふらふらしません?」
妊婦「もともと低いので…」
看護師さん「後からまた測ってもらえます?」
計って、
妊婦「げッ!?」
さらに低くなった。
ふぅ…、
落ち着け、
落ち着け、
呼吸を整えて、40分後
なんとか80の大台に乗ったところで、
さ、検診です。

さてさて、
やや子はどうなっているのでしょう。
どきどき、
ずるりと、腹巻を下げます。
※最近、腹巻が欠かせません。
 戌の日にはもっとがっちりしたヤツが、
 母からきゅっつ締められる事でしょう。

じゅるとちめたいジェルをお腹に塗って、
いざ、我が子は!?
先生「あッ、今、指しゃぶってますね」
って、
そこの映像を撮ってもらいました。

しかし、写っているのはただの黒い影…、
だったので、鮮明化しました。
つまりは、

こんな感じ。

この指をしゃぶる小さな生命体…、
おっぱいを飲める日を楽しみに待っているのかなとか、
勝手に思ったり。

さぁ、
乳もデカくなってきました。
乳マッサージでもしますか。
なになに…乳首の柔らかさは耳たぶが理想?
目指せ、開通10本以上…だと!?

妊婦の道は、険しい…。



散華の如く~安土天主へ~

2014-02-26 | 散華の如く~天下出世の蝶~
1575年、長篠の戦で、
脅威の武田勢は滅び、
越後との交流は順調。
殿だけが順風であって、
子は満帆ではなかった。
帰蝶「もやは、殿は天下人にございます…」
父と、たとえ、血の繋がりが無くとも子は子。
子に生まれたからとて、子になったからとて、
“なぜ、分からぬ?”
理解出来るはずもない。
父子、同じ家に有りて、一つとない心なり。
妻もまた同じ。伴侶とは異なる思いがある。
それぞれに、それぞれの思い、人生がある。
「子たち…殿が天下人である故に悩み、苦しんでおります」
信長「それは、そなたの苦しみであろう」
帰蝶「私…かつての天下人の娘、今や天下人の妻…されど、母にございます」
子たちが滅びゆく所を、
母が見たいと御思いか?
信長「子たちは、良き母に恵まれたのう」
帰蝶「やはり…、退いては下さらないのですね」
信長「もはや、退けぬ」
帰蝶「天の因が、子に輪廻…酷うございます」
信長「案ずるな。そなた妻であり、母である」
私を説得すると、
すくりと立ち上がり、
利治「姉上、昔から心配が過ぎまする」
姉に一つ、忠告して、
帰蝶「殿ッ」
弟と共に、
完成間近の安土天主へと向かわれた。