今朝は霜ではなく、火山灰で白くなった辺り一面に戸惑いながら、街頭に立ちました。
降り注ぐ灰・・・巻き上げられる灰・・・マスクをしようか・・・それでは声が届かなくなる・・・顔が分らなくなる・・・いっそ今朝は休もうか・・・と少し迷いもしました・・・
いやいや、一旦自分で決めた志を、これしきのことで諦めてなるものか!
私の部屋には
「人に負けてもいい、しかしやるべきことをやらない自分の弱さには絶対に負けたくない」
という言葉が飾ってあります。
そう、街頭に立つということは、誰から言われたことでもなく、誰と競い合うことでもなく、自分の仕事に取り組む姿勢の表し、懸命さを伝えるため、私という人間を知ってもらうために始めたこと。
よし!行こう!と駆け出し、所定の交差点に立ちました。
すると予想はしていたものの、容赦なく灰が吹き付けてきました。
ものの数分で、口の中はザラザラ・・・目はショボショボ・・・
“目がショボいのは、俺がショボいから・・・”
どっかのCMを思い出し、自分をからかい、ほくそ笑みながらも、声を出し続けました。
すると車の中に冷気と灰が入ってくるのも承知の上で
「がんばれよ!!!」
と、わざわざ窓を開けて勇気を届けてくれる方もいらっしゃり、あらためて“見てくれている人は、見てくれている。”との意を強くさせてもらいました。
口蹄疫終息の後の鳥インフルエンザ、そしてこの火山灰被害と立て続けの災難に、宮崎は一体何がどうなっているんだ・・・と時に嘆きたくなることもありますが、志を立て、自分に負けない日々を過ごし、元気な宮崎を取り戻していきましょう!