この後姿を私はなみだ目で見守っていました。
ボウリング場に設置された仮設の手すり・・・
これはなんのための手すりだと思いますか?
視覚障がい者用のボウリング投球補助具なんです。
片手にボウル。
もう片方の手を手すりに沿え、手すりに等間隔で巻いてあるテープ1つ1つ探りながら、助走開始ポイントを確認されます。
そして立つ位置が決まると、スーッ、スーッ、スーッと歩を進め、何のためらいもなく投球・・・
放たれたボウルには、鋭い回転が加えられ、ガーターに落ちる寸前のところから見事にカーブし、ピンへ食い込んでいきます。
そうなんです!我々でも難しいフックボウルを投げられるのです!
はじめはあっけにとられてしまいました・・・
でもだんだんその凄さが理解できてきて、一投ごとに感動が波のように押し寄せてきました。
障がい者も参加されるボウリング大会に参加してきました。
同じレーンで投げられた小島さんは全盲の方ですが、ボウリングはもちろんのことフルマラソンや卓球にも取り組まれる奇跡の人でした。
一投目が終わられ戻って来られる小島さんに残りのピンを教えようとすると
「いや~今のは右にいったな~残り3本やな~」
とか
「失敗、失敗、1本しか倒れんかったな~」
などすでに倒したピンを分かられていることも少なくありませんでした。
そうなんです!音で倒れたピンが分かられるのです!
そしてスペア!さらにストライク!!
周りの参加者の方々も自分のことのようにおおはしゃぎ!みんなでハイタッチ!!
スコアは100を超えられました!
それでも
「今日は調子がでませんわ~恥ずかしいな~」
小島さんは視覚障がい者のボウリング世界大会で第3位になられた実力者なのです。
その向上心のかたまりである小島さんから勇気をもらいました。
そしてこの奇跡の人との出会いを創っていただいた川越さんにも心から感謝いたします。
このブログを立ち上げらえてから、数々の勇気や温かさ、励ましを図師議員のブログを通してわたくしも頂いております。
今回、ご紹介頂いた小島様のブログからも「強さ」を持つ事の深さを教えていただきました。
先日、図師議員が当選される前からのブログを改めてさかのぼって拝読させて頂きました。
まさに「幸せ貯金箱」でした。
「お金持ち」ならぬ「幸せ持ち」にさせて頂けます。
お金と違って、いくら引き落としても幸せ貯金は無くなりません。
幸せが足りなくなったら、ブログを通して、幸せ」引き落とさせて頂いてます。
図師議員のブログから、勇気を頂き・・・ありがとうございます。
対等にゲームできる時代が来たのですね。
で…、
「おいらも!」
と、やったわけね。