尾上町をゆく(9) 白旗観音寺(5) 絵馬と魚藍観音
絵 馬
「幾千代かけて植えにし池田山 たもとにかかる笹の露」のご詠歌でも知られている白旗観音寺には多くの信者が絶えません。
姫路、岡山、小豆島等の船乗りの信者も特に多いそうです。
山門を抜けると観音堂に向かって左側に、絵馬(写真)を奉納した建物があります。
寺院に絵馬はめずらしい。海につながる絵馬が多数奉納されています。
魚藍観音
山門をくぐるとすぐ左に、新しい観音様であるが魚藍観音です。
S家が祖先の供養のために奉納したとあります。
それにしても、あまり聞きなれない観音様です。
HPに、魚藍観音の説明があったので掲載しておきます。
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我々は、日々の食膳に魚介類をいただいています。
間接的に我々は殺生をしていることです。
昔から魚は食われて成仏すると申しますが、これは人間が勝手につけた理屈です。
そこで、魚介類の霊を慰めるため、また、供養のためにの観音様が魚藍観音です。
魚藍(ぎょらん)は、魚を入れるかご(ビク)のことです。
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