尾上町をゆく(53) 高射砲道路(高射砲道)
「尾上町をゆく(47)・尾上飛行場(2)」の写真を再度使わせていただきます。
写真で尾上飛行場の位置を確認しました。
きょうは飛行場の北の赤い線で示した道「高射砲道路」の説明です。
高射砲道路は尾上飛行場と高射砲隊を結ぶ道
昭和12・13年頃、野口町水足に高射砲隊ができました。
同じ頃、尾上に尾上飛行場(加古川飛行場)が、そして今の加古川刑務所の場所(日岡山東)に、神野弾薬庫(神野倉庫)が建設され、加古川駅と神野弾薬庫に、弾薬を運ぶために水足経由で鉄道が敷かれました。
そして、水足の高射砲隊と尾上の加古川飛行場は道路で結ばれました。
その道は、野口町水足の「播磨化成」の西を、まっすぐ南へ伸びる道です。
「浜国道(現:国道250号線)」をこえて、飛行場につながっていました。
いまでも、この道を「高射砲道」と呼んでおられる方が多くおられます。
現在、この道は「県道野口尾上線(386号線)」で、海岸部と中部を結ぶ重要な産業道路としての役割を果しています。
加古川は「小軍都化」していました。
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