2009年4月19日(日)、わが家の小さい庭にも色々な花が咲き始めた。昔、種から育てた鉢植えの水芭蕉が、水の無い小さな池の隅で控えめに一輪咲いている。玄関のアプローチのアケビも紫色の小さな花をたくさんつけている。昨年も一昨年も3個ほど実をつけたが、今年はもっとたくさんつけそうだ。今年の開花は昨年よりちょうど1週間ほど早い。
アケビは実も食べられるが、早春の新芽は山菜としてとても美味しい。また、アケビのツルは籠などのツル細工として昔から使われてきた。まさに森の恵みをもたらしてくれた代表的な植物の一つである。
昨年は花が比較的少なかったので人工的に綿棒を使って受粉させてみた。が…、効果があったかどうかは定かではない。しかし今年は花をたくさんつけたので、自然に任せてみることにした。
しかし、今の時期チョウもハチもいないので大丈夫なのだろうか?風だけで受粉できるのだろうか?と少し不安はある。
森林インストラクターとしては、アケビの花は虫媒花だったか風媒花だったかを知らないというのはまずい。さっそく調べておかなくては…。
2009年4月18日(土)、平成21年度の技術士合格者歓迎会を兼ねた恒例の懇談会が技術士センターで開催された。当社からは2部門目の合格者が1人出たが、新規合格を目指す若手の受験者は残念ながら全員討ち死にであった。最近は国の機関からのコンサル業務の受注には関連部門の技術士資格の取得が必要不可欠になってきている。
機械、電気・電子、航空・宇宙、建設、応用理学、農業、森林、生物工学、情報工学など、理・工・農学系を中心に21部門の多様な専門分野がある。文部科学省所管の資格で、試験は難しいが、ほとんど一般の人にはなじみがなく知名度は低い。
最近の色々な偽装問題などで問われている職業倫理の問題は、昔から技術士には重要な要素として位置づけられており、面接試験では経験や技術的力量だけでなく人物の資質も問われる。
今日は、新潟県内の13部門約60人の技術士が集まった。そのうち今回の合格者の出席は15人であった。年に1度だけの集まりだが、全く異なる専門の技術者の話を聴くのはなかなか興味深い。今年こそは当社も全員合格をスローガンにハッパをかけている。