OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

みてぐら

2018年05月18日 | 文化・芸術
12回目の「日本の夏じたく」展がはじまった。19日土曜日まで。詳細は日本の夏じたくHPで。

三渓園は気持ちいい。出展者も気持ちいい。お客さんも気持ちいい。そんなイベントである。

毎回のメイン会場である鶴翔閣の写真は多く出てくるので、今回は旧燈明寺本堂の写真をここに。

企画した辛島さんの織模様に私の筆でバナーを作ってくれた。
中に入ると、紙垂がたれさがり、神に奉納する状態が作り出されている。
それは、物つくりの原初に迫ろうという意思である。



紙や土器や折形やガラスや織や穀物が、八百万の神に感謝する意を表す。



出品作家は土器の熊谷さんなど活躍中の方々であるが、名前も紹介もまったくなし。そこがまたよかった。

最後に鶴翔閣での扇子コーナーの一葉。


ここに写るかな系の作品を買ってくれた方がいたらしい。
感謝したく、その和服の方を探したが見つからなかった。

日本画の扇子は小田さんの。今回、日本画の三人の作品はそれぞれすばらしく、もっとしっかり見ていただきたいと思ったが、常連メンバーの扇子もなかなかよくて目移りはしかたなし。竹の吉田さんの筆文字「竹」は、書的にみても素晴らしく、私の立場がない。ジャンジャン!
コメント
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