OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

すきなんです

2017年05月13日 | 日記
「すきなんです」とその人はいった。
恋焦がれている様子がその言い方から伝わった。

それから1,2か月。
昔ヴァイオリンを習い、長いブランク。
定年してからはよくヴァイオリンを中心に聴きにいったりしていたが、
CCドゥで縁あってヴァイオリンを再び習う事になった。

今日は、CCドゥの一年に一度のカルチャー発表会。
小さくても気持ちいい場である。
写真はその方のヴァイオリンの先生である。
この前には、その方も含めた生徒さんも登場。

品のあるヴァイオリン教室。
そしてこちらは、品格には疑問のある書道教室。
毎年のことであるが、ロビーに半紙作品を飾った。

公演中の写真は納めたが、公演終了後、肝心の書作品の写真を撮ろうと思ったら、片付けられていた。
そういうところは、手際のいい書道の生徒であるらしい。

このCCドゥでは、一芸は当たり前、三つの芸あたりが基本。
書の生徒さんも最低二つ。
書、太極拳、詩吟、そしてフラが最近入ったのは90歳のおばさま。ボケている暇なんてない。
書、太極拳、フラ、英語、裏方とかも。

ヴァイオリンに恋焦がれているおじさまは、まだ携帯電話がない頃、携帯電話の研究をしていたエンジニアだったそうだ。
昔、中高生だった二人の娘さんには、お弁当を作ってあげたそうだ。

生きているのがいとおしく思える一日だった。


コメント
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