OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

6年目+

2017年03月13日 | 日記
11日は6年目。

12日は、東松島にあれからずっといる野武士みたいな私の中の英雄の近況を、チーム東松山の松本さんから入って、知る。今も野武士健在。松本さんは、いいお父さんも出来ていて、立派に新郎の父もやっていたこともついでに知る。

13日は、私が“筆を刷毛に持ち替えて”としながら、北京から戻ってきてからの現場監督からペンキ屋までこなした時の、師匠である佐藤さんと2人で、私の仕事場の屋根を塗った。17,8年ぶり? その夜、なんとなくTVをみていたら、東松島を鶴瓶さんと北島康介さんがたずねていて、野蒜もでてきた。大曲の獅子舞保存会の方もでてきた。

大曲は、地区ごと場所を移転させられたようだが、現在の大曲の獅子舞保存会の事務所で、保存会の代表の方が、獅子舞を北島さんに見せ、説明をしている。そのバックに、「歓迎 東松島大曲浜 獅子舞保存会」だったか、“歓迎”が上部に赤で大きく書かれた幟が事務所内の壁にはってあった。

「ん!?」
何度か獅子舞の説明をしている後ろにその幟が映る。

それは、もう5年前ほどか、東松島の獅子舞保存会を東松山に呼ぶ時に、チーム東松山の松本さんに頼まれて私が書いた幟のようだった。
たかが一度きりの幟でもいいのに、大事にそこにあることが不思議だった。

私でお役に立てるのなら、とのおもいで書いた幟であったが、野蒜小の門標の一件が私には、野武士の優しさに心打たれたのだが、ここでも東松島の方は、私のおもいを何倍にもして返してくれたようで、うれしかった。

書くという行為は、多くの方々に届けるばかりでなく、誰かに届けるだけで、しあわせになれるのだと思えた一時。


永遠に 大曲浜獅子舞保存会! 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする