OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

いなかなれどもよ~

2014年12月12日 | 日記
先週は、渋谷区のホールで、木津さんのアルバム「SHIGERI BUSHI」発売記念コンサート。
木津さんはソウル歌手である、とつくづく思った。
圧巻だった。
脇を固めた洋楽、沖縄、津軽三味線の実力者たちも控えめに彼女の応援にまわった。
新良さんも。
演劇畑の小倉が、洋楽が入ると、ソーラン節までかっこよく聴こえる、といっていたが、木津のソウルだからじゃないかな。
選曲は洋楽畑の青柳さん。民謡界でも敬遠がちなソーラン節なのに、ということなのだが、オリジナルはもちろん、昭和歌謡まで、新鮮に聴こえた数々。

今週は、同じく渋谷。こちらは写真のサラヴァ東京でのタクシー・サウダージさんのライブ。
オープニングの八木のぶおさんのハーモニカ、でなく、やはり、ブルース・ハープというにふさわしく聴かせてくれた。
日本語でボサノヴァを歌うタクシー・サウダージさんのその日本梧と音の関係は、詞にあって、いい感性で感服。だれか分析してほしいものである。
バックが7,8人。目はおじさんのタクシー・サウダージさんではなく、素敵なヴィブラフォン奏者の方へ。わたしもおじさんであった。
このライブ、日本語へのこだわり、タクシードライバーのこと、などなど曲間に話してくれればなおよかった。

ライブは、2 nights of CHICHIBU の第一夜。第二夜は、タクシー。サウダージを発見した笹久保伸さん。
面識はない。秩父前衛派、聴きたかったが残念、いつか。
コメント
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