![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/3e/3d299c36d191adae0e60ae2d1ba47c8e.jpg)
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は、京都市は西京区のずっと奥…大原野は真言宗のお寺、正式名称「法寿山 正法寺」こと「正法寺(しょうぼうじ)」です。
同じ名前の多い「正法寺」
ブログで以前やった、日本三大仏の一つ「岐阜大仏」があるのも「正法寺」てした。
そっちは岐阜ですが、京都府内だけでも複数ある様子。
まぁ、無難に綺麗な寺名ですもんね。
時は奈良時代。
奈良は「唐招提寺」を創建した、盲目の名僧「鑑真和上」さま。
その高弟で共に日本へ来ていた「智威大徳」はこの地に落ち着いたのが始まりと言われています。
創建は天平勝宝年間(749~756)、後に「弘法大師」もここを訪れ、厄除けのため「聖観音像」を刻みました。
京都寺社の宿命である「応仁の乱」にて焼失しますが、大阪城が落城した元和元年に再興。
元禄年間(1680~1703)には「桂昌院(けいしょういん:五代将軍綱吉の母)」の帰依を受け、徳川家代々の祈願所となったのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/0a/82e37b754acb320c601096d9683653e3.jpg)
そんな訳で…極楽橋を渡ると、そこが「正法寺」
境内全体には全国から集められた岩が配置され、通称は「石の寺」
庭はさして興味のないひでるさんですが…ここの「鳥獣の石庭」こと「宝生苑」は面白い!
あちこちの庭石を蛙とかうさぎ、獅子など十五種類の動物に見立てているのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/10/ca9650b2abf3a86bba22c75332a4c299.jpg)
※「鳥獣の石庭」案内図
また仏像では、何と言っても重文「三面千手観音」でしょう。
こちらは三面形式という珍しい「千手観音」で、鎌倉時代のものでした。
他にも、西国薬師霊場第四十一番札所ということで「薬師如来」、京都六大黒天霊場第三番ということで「大原野大黒天」がおられます。
この「大黒天」ですが、通称「走り大黒天」という、これまた珍しい仏像なのです。
”一日一刻でも早く福を授けよう”と、走っているんだそうな。
以前紹介しました、「水琴窟」もこちらですね。
適度な広さのある境内です。
仏像は無論のこと、遊び心のある石庭や水琴窟まで、楽しいお寺でした。
オススメです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en1.gif)
[住所]
正法寺 京都市西京区大原野南春日町1102
[関連記事] 【天部、その他】
⇒ 仏像の種類 (お父さんのための仏像講座) [前編] [後編]
⇒ 梵天 (仏像・天部)
⇒ 毘沙門天 (仏像・天部) 前編 後編
⇒ 兜跋毘沙門天
⇒ 大黒天 (仏像・天部) 仏像編 信仰編 拳印大黒天(滋賀・石山寺)
⇒ 布袋尊 (七福神)
⇒ 荼吉尼天
⇒ 摩利支天
⇒ 韋駄天
⇒ 十二神将 (仏像・天部)
⇒ 阿修羅 (八部衆)
⇒ 大天狗像
⇒ 執金剛神・仁王像
⇒ 訶梨帝母[鬼子母神](仏像)
⇒ 五百羅漢 (仏像・仏弟子)
石仏・五百羅漢像 千二百羅漢像 びんずるさま
⇒ 盲目の名僧 「鑑真和上」 (1 ・ 2 ・ 3)
⇒ お寺バンザイ! (たまに行くならこんな寺・京都)
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※仏像もいいですが…こうしたのを飾っておくのもステキですね。
問題は飾っておくスペースなんですが。
本日は、京都市は西京区のずっと奥…大原野は真言宗のお寺、正式名称「法寿山 正法寺」こと「正法寺(しょうぼうじ)」です。
同じ名前の多い「正法寺」
ブログで以前やった、日本三大仏の一つ「岐阜大仏」があるのも「正法寺」てした。
そっちは岐阜ですが、京都府内だけでも複数ある様子。
まぁ、無難に綺麗な寺名ですもんね。
時は奈良時代。
奈良は「唐招提寺」を創建した、盲目の名僧「鑑真和上」さま。
その高弟で共に日本へ来ていた「智威大徳」はこの地に落ち着いたのが始まりと言われています。
創建は天平勝宝年間(749~756)、後に「弘法大師」もここを訪れ、厄除けのため「聖観音像」を刻みました。
京都寺社の宿命である「応仁の乱」にて焼失しますが、大阪城が落城した元和元年に再興。
元禄年間(1680~1703)には「桂昌院(けいしょういん:五代将軍綱吉の母)」の帰依を受け、徳川家代々の祈願所となったのでした。
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そんな訳で…極楽橋を渡ると、そこが「正法寺」
境内全体には全国から集められた岩が配置され、通称は「石の寺」
庭はさして興味のないひでるさんですが…ここの「鳥獣の石庭」こと「宝生苑」は面白い!
あちこちの庭石を蛙とかうさぎ、獅子など十五種類の動物に見立てているのです。
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※「鳥獣の石庭」案内図
また仏像では、何と言っても重文「三面千手観音」でしょう。
こちらは三面形式という珍しい「千手観音」で、鎌倉時代のものでした。
他にも、西国薬師霊場第四十一番札所ということで「薬師如来」、京都六大黒天霊場第三番ということで「大原野大黒天」がおられます。
この「大黒天」ですが、通称「走り大黒天」という、これまた珍しい仏像なのです。
”一日一刻でも早く福を授けよう”と、走っているんだそうな。
以前紹介しました、「水琴窟」もこちらですね。
適度な広さのある境内です。
仏像は無論のこと、遊び心のある石庭や水琴窟まで、楽しいお寺でした。
オススメです。
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[住所]
正法寺 京都市西京区大原野南春日町1102
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⇒ 荼吉尼天
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※仏像もいいですが…こうしたのを飾っておくのもステキですね。
問題は飾っておくスペースなんですが。