さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

オクラ

2018-10-09 22:07:41 | 草花

*2018年10月9日撮影

 ここ数日はまずまずの天気で、今日は暑いと感じる気温になりました。

 近所の畑にオクラが植えられていて、花が咲きました。
 野菜のオクラです。
 こんなに大きな見事な花が咲くのですね。





*2018年10月9日撮影

 最近は実を食べるオクラと花を食べるオクラがあるそうです。
 花を食べるオクラは、花オクラというのだそうです。
 私は売っているのを見たことがないので、もちろん食べたこともありませんが、やっぱりオクラの味がするのだとか。





*2081年10月4日撮影

 このオクラはたぶん普通に実を食べるオクラではないかと思いますが、本当のところは分かりません。
 でも花がとても美しいということは事実です。
 観賞用にしてもいいくらい、見事な花をつけるオクラ。
 花の姿を想いながら味わいたいものです。

アブラススキ

2018-10-05 22:51:28 | 草花

*2018年10月5日撮影

 台風25号は想定された速度より歩みが遅くて、今日はここは晴れました。
 雲は多かったものの、雨や風よりははるかにましというもの。

 今日の写真はアブラススキです。
 ススキに似ていて、穂や茎が油っぽいツヤがあるところからアブラススキと呼ばれます。
 じつはあまりススキには似ていなくて、もっとずっと貧相というかとてもわびしい感じがします。
 油っぽいのは穂や茎から油っぽい粘液が出るためだそうです。





*2018年10月5日撮影

 会津の鶴ヶ城のお堀のそばに咲いています。
 水辺が好きなのかと思えばそうでもないらしく、普通に山野に生えるとされています。

 水辺に生えているアブラススキを見ると、私にはどうも幽霊の手招きのように見えてしまいます。





*2018年10月5日撮影

 この写真のような風情は、ちょっとぞっとすると思いませんか?

 アブラススキを幽霊に結びつけるような記述はさがしても見つからないので、こういう感覚は私だけのもののようです。





*2018年10月5日撮影

 ぞっとするかどうかは別にして、やっぱりちょっと侘しい感じのアブラススキの写真です。

 日陰の水辺に生えるもののように思っていた私の想定に反して、本来日当たりの良い丘陵地に生える草なのだそうです。
 してみれば、これをみて侘しいだのぞっとするだのという感覚はやっぱりおかしいわけです。
 水辺のアブラススキしか見たことのない私の、たわごとでした。

キトンボ

2018-10-03 22:11:50 | 昆虫

*2018年10月3日撮影

 10月になりました。
 台風と台風の間に、少しの間の晴れ間がのぞくというこの頃、なかなか散歩もままなりません。

 今日は珍しいキトンボに出会いました。
 前回見たのは2013年の秋だったので、私にとってはとても珍しいトンボです。
 ごらんのように赤トンボなのですが、体や翅に黄色い色が目立つのでキトンボと呼ばれます。





*2018年10月3日撮影

 森に囲まれたような沼など水や環境の良い場所に育つトンボで、例によって減りつつあるトンボです。
 秋も遅くまで出現するので、他のトンボが減った秋に目立つようになるというわけです。

 翅の前部がオレンジ色に近い黄色に染まって、とても美しい姿をしています。
 雄は腹部背面が赤くなるので黄色い翅とのコントラストがみごとです。
 雌はあまり赤くならないので、少し地味なのかなと思います。

 会津の鶴ヶ城のお堀で出会ったキトンボでした。