さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

コムクドリ

2013-04-18 22:37:57 | 

*2013年4月17日撮影

 春が来るとコムクドリがやってきます。
 夏鳥としてやってきて、子育てをしてから南の方へ帰っていきます。ツバメなどと同じです。
 小さいムクドリという意味のコムクドリなのですが、ムクドリとは違って、たいへんかわいい姿をしています。

 今年初めてコムクドリに出会いました。
 遠くの方の枝にいたので、小さくしか撮れませんでしたがやむを得ません。





*2011年4月25日撮影

 かわいいコムクドリをごらんいただきたいので、2年前の写真です。
 梅の花のなかのコムクドリのカップルです。左側の全体に色が濃い方が雄で、右側の白っぽいほうが雌です。
 昨年はコムクドリをあまり見かけませんでした。今年は、花とコムクドリの写真をまた撮りたいものです。

 

ヒメカンスゲ

2013-04-16 20:12:38 | 草花

*2013年4月15日撮影

 日あたりのよさそうな斜面に、細い茎の先にポッと毛の広がった小さな花が広がっています。
 ヒメカンスゲという花のようです。
 笠や蓑を作ったスゲ(菅)の仲間で、常緑のものをカンスゲ(寒の間も青いスゲ)といい、カンスゲに似ていて小さいのでヒメカンスゲ(姫寒菅)です。
 いわゆる雑草の代表格はイネ科の植物ですが、イネ科に対抗する一大勢力がカヤツリグサ科で、そのカヤツリグサ科の中で最大のグループがスゲ属です。
 スゲ属は大きさの大小はあるものの、みな同じような花穂をつけます。名前の特定がたいへん難しいといいます。
 草丈が小さいことと、春の早くから花を開いていることから、ヒメカンスゲだとしました。間違いだったらごめんなさい、です。





*2913年4月15日撮影

 斜面を埋め尽くすように広がっている風景はなかなかのものです。
 掃除用のハタキのような姿のふわっと開いた花穂はかわいいのですが、花が開く前の穂も薄茶色でスッとのびて、いい感じです。
 私は基本的にこういうものが好きなのです。

ウメ 咲き始めの梅

2013-04-15 22:29:48 | 樹木

*2013年4月15日撮影

 梅が咲き始めました。花の季節の到来です。
 桜はまだほんのちらほらですが、とりあえず梅の花をご鑑賞下さい。鶴ヶ城近辺の梅です。
 
 一枚目はみごとな赤い梅。もう満開の様子です。




*2013年4月15日撮影

 そしてこれは、白梅の花のアップです。




*2013年4月15日撮影

 ピンクの梅の花もごらん下さい。
 まだほとんどつぼみですが、咲き始めた花を撮りました。




*2013年4月15日撮影

 アップで撮った花とは別の木ですが、白梅の姿です。
 しばらくは梅の花を楽しみたいと思います。
 

ツクシとスギナ

2013-04-14 23:17:32 | 草花

*2013年4月14日撮影

 雪国会津もようやく春の盛りです。
 梅が咲き始め、桜もまもなく咲くと思います。

 野原の至る所にツクシが育っています。独特の姿形が可愛いですね。食べておいしいのもいいところです。
 ツクシはスギナの胞子茎。植物の名前としてはスギナ(杉菜)です。シダ植物なので胞子で殖えます。




*2013年4月14日撮影

 芽生えたばかりのスギナです。間に入っているオオイヌノフグリがきれいです。

 スギナという名は、形が杉に似ていて食べられる「菜」であることをさしています。
 今ではスギナはあまり食べません。昔はスギナも普通に食べたのだと思います。
 スギナの方は光合成をして栄養を蓄えるための、栄養径と呼ばれます。だから、本体は地下茎なのだと思います。




*2013年4月4日撮影

 こちらも顔を出したばかりの、ツクシです。
 こういう姿は、ツクシンボという名がぴったりの気がします。


 

花見山の花

2013-04-12 23:03:55 | 樹木

*2013年4月12日撮影

 今日は番外編です。
 いつものご近所散歩ではなく、福島市の花見山に遠出をしてきました。
 花見山というのはその名の通り、花に埋もれた山、まさに「桃源郷」です。
 そんな花見山の雰囲気を少しだけお伝えする一枚。
 中間の赤い花はカンヒザクラ(寒緋桜)ですが、まだつぼみです。奥の桜はヒガンザクラ(彼岸桜)。手前の黄色っぽい花はヒュウガミズキ(日向水木)です。





*2013年4月12日撮影
 
 もう一枚はハクモクレン(白木蓮)の大木。
 遠くから見てもすごい迫力です。周囲を桜の花に囲まれて、今が盛りです。





*2013年4月12日撮影

 おまけの一枚は花見山で出会ったメジロです。
 花がいっぱいなので鳥たちもいっぱいいます。ただ、押し掛ける人の多さに、なかなか姿を見せてはくれません。
 そんななか、メジロの集団がやってきて写真を撮らせてもらえました。残念なのは花がもう終わっていたことでした。
 花にメジロのいい景色は、またの機会に。