*2017年5月7日撮影
今日も良い天気にめぐまれました。
カテンソウという、ちょっと変わった花が咲いているのに出会いました。
毎年見るのですが、こんなふうにタイミングよくきれいに咲いているのにはなかなか出会えません。
*2017年5月7日撮影
カテンソウは雌雄同株で、背の高さ20cmくらいの小さな草です。
写真の赤いのが花ですが、ごく小さくて直径3mmくらいでしょうか。これは雄花です。
赤いのは花びらではなくて花被片というのだそうです。
花被片が開くと中から雄しべがバネのように飛び出し、花粉をまくという仕掛けです。
花被片が割れて、中の白いものが見える花がいくつかありますが、一度飛び出した雄しべがまた収納された状態のようです。
*2017年5月7日撮影
花被片が割れて白い雄しべが5本飛び出している花が2個写っています。
これは雄花なので、雌花もあるはずなのですが、雌花は極小で葉腋にかたまって付くのだそうです。
雌花はまったく花の形をしていないので、みつけることができませんでした。
カテンソウは「花点草」と書きます。
花が小さくて点のようだというわけでしょうか。
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