*2018年8月2日撮影
8月になりました。
2日続けて37℃越えの記録的な暑さでしたが、きょうは雲が多く、少し日差しが和らぎました。
それでも気温は36℃。異常な暑さです。
ちょっとした空き地に、クルマバザクロソウが咲いているのを見つけました。
ザクロソウと見た目は同じ花と実がつきます。
ただし葉が丸く輪状につきます。
*2018年8月2日撮影
ザクロソウは在来種ですが、クルマバザクロソウは熱帯アメリカ原産の外来種。
江戸時代末期に渡来したと考えられていて、明治時代以降全国に広がったようです。
この写真は、花はおおむねピンボケですが、赤い種がのぞく実を見て欲しくて載せました。
小さくてよく分からないかもしれませんが、この実の姿がザクロに似ているためにザクロソウの名がついたのではないかと思われます。
本来のザクロの実に比べればあまりにも小さいのですが、雰囲気は似ています。
*2018年7月31日撮影
図鑑などには、葉の形がザクロに似ているからザクロソウと名付けられたと記されています。
葉の形は、似ているといえば似ていなくもないですが、似ているとすぐに納得できるほどでもありません。
私は、実の姿が似ているという説を支持します。
いずれにしろ、ザクロソウもクルマバザクロソウも、地面に張り付くように咲く雑草です。
誰もが普通に踏みつけて歩いて気にしません。
そういうところに花を咲かせている命もあるのだということを、少しだけ知ってほしいと思います。
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