
*2015年9月23日撮影
今日も秋晴れのいい一日となりました。
会津の鶴ヶ城は今日は「会津まつり・会津藩公行列」のメイン会場として、ものすごい人出。
こんな日はお城に近づくのは遠慮します。
というわけでお祭りと縁のなさそうなところを散歩。
マユミの実とおぼしきものに、ちょっとハデなカメムシを発見しました。
カメムシにはきれいな色かたちをしたものが少なくありませんが、このトラマークを体の周囲にめぐらしたカメムシもなかなかのものです。
キバラヘリカメムシというそうです。

*2015年9月20日撮影
やはり同じマユミの実とおぼしきものにとりついている黄色い虫。
そうです、これがキバラヘリカメムシの幼虫です。
幼虫も黄色い腹部の周りに黒い点々模様があります。
幼虫は翅が未発達で頭のほうにちょっとしかないので、黄色い腹部が露出しているのです。
成長すると翅がのびて体を覆い、黄色い腹部が隠れて、成虫の姿になるというわけです。
黄色い幼虫もなかなかいい姿をしています。

*2015年9月20日撮影
キバラヘリカメムシはマユミやニシキギが好きで、大量発生するとされています。
この写真のような光景が、マユミとおぼしき木の葉のいたるところに展開されていました。
葉が食い尽くされるのではないかと思うほど、たくさんいます。
しかし日をおいて何度か観察してみると、葉がなくなってしまうほどの被害はないようです。
見た目に気持ち悪いと思う人は多いと思うので、殺虫剤などで駆除されてしまうのでしょうね。
キバラヘリカメムシの実害というのはどの程度なのでしょうか。
緑色以外の鮮やかな色を持つカメムシを始めて見ました。