
*2013年12月26日撮影
アオジは冬の薮のなかにいる小鳥。地上に落ちた草の実などを食べているらしい。
そんなわけで、入り組んだ枝の向こうにこんな状態で写真を撮らせてもらいました。
繁殖地は標高の高い山の上やもっと北のほうで、秋冬になると平地に降りてきます。
これは頭が黒っぽいので雄だと思います。

*2013年12月25日撮影
これも茂みの向こうにアオジの姿。顔の色合いが明るいので雌のようです。
アオジという名前ですがちっとも青くはなくて、黄色く見えます。
昔はあおという色は黄緑色をさしていたと言われていて、かなり黄色くてもあおだったそうです。
今でいう青は古い時代はるりと呼ばれていて、オオルリなどの鳥の名前に残っています。
アオジのもとの名前はアオシトドで、いつのまにか省略されてしまったようです。
シトドというのはホオジロ類をさす名前で、ミヤマシトドなどの鳥がいます。
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