*2018年3月11日撮影
3月になって、もう11日です。
あの震災と津波と原発事故の日です。7年が過ぎました。思い出せば、心震えます。
すっかり春の陽気になって、雪は急速に消え、少ししか残っていません。
地面が出てきて、草が伸び始めました。日当たりの良いところにはオオイヌノフグリなどが咲き始めました。
そんな雪解けの地面に張り付いている、草花のロゼットを撮影しました。
はじめの写真はメマツヨイグサです。
きれいな放射状の葉に、赤い斑点が特徴です。
*2018年3月11日撮影
これはヘラオオバコです。
これも状態がよければ、放射状の葉がきれいに並んで、典型的なロゼットの姿になります。
写真のロゼットは少し形が崩れているようです。
*2018年3月11日撮影
咲き始めるのが待ち遠しい、ハルジオンのロゼットです。
なかなかきれいな形にはならないのですが、これは比較的整った形をしています。
葉の切れ込みが浅く、全体的にふわっとした印象の草です。
*2018年3月11日撮影
ちょっと見には大根の葉っぱのようにも見えるこの草は、菜の花です。
菜の花といってもいろいろあるのですが、セイヨウアブラナです。
菜の花としていちばん親しまれているのが、セイヨウアブラナ。
ロゼットの姿はしていませんが、これが芽生えの頃の姿というわけです。
*2018年3月11日撮影
さて最後はオニノゲシのロゼット。
これは実物を見ると、なかなかの迫力があります。写真ではうまく伝わらないのが残念です。
中心部が白く輝いて、はっとさせられるのです。
いのちの輝きと言ったらいいのか、そういうものが満ちていて、芽生えの姿なのにすごい力を感じます。
ようやく春が来ました。
花が咲いて、虫が飛ぶ日が待ち遠しいいですね。
春はもうすぐそこまで来ていますね(*´∀`)