*2015年4月4日撮影
フキノトウが育って花を咲かせています。
こうなると食べるには遅いので残念と思うか、開いた花がなかなかに美しいと思うか、悩ましいところです。
フキの花です。
フキは花が単独で咲き、花が終わってから葉が育ちます。
葉の茎が一般的にフキとして食べられているものです。
しかしフキの花のつぼみであるフキノトウも春の味覚として好まれています。
*2015年4月3日撮影
フキの花はとても風情があります。
雌雄別株で雄花が咲くものと雌花が咲くものとがあり、普通一本の茎に一個の大きな花を咲かせます。
それで、最初の写真が雄花でこの写真が雌花だと思います。
小さな花が集まって大きな花になっていますが、その小さな花をよく見たときに、さらに小さな花が集まっている姿のものが雄花です。
ごくごく小さい花は開く前は黄色いので、雄花は全体として黄色く見えます。
一方、雌花は小さい花に白い糸のような雌しべがふきだしていて、全体的に白く見えます。
*2015年3月31日撮影
フキの花は開花すると茎が伸び始めてどんどん大きくなります。
この写真は雄花のように見えます。雄花の場合は花粉を出し終われば、花が黒く枯れてやがて茎も枯れます。
雌花の場合はやがて実を結び綿毛を飛ばすようになるまで、50cm近くまで育つものもあります。
綿毛が飛ぶ頃には葉も伸び始めます。
ところでこのフキの花の茎も、葉の茎と同じように食べられます。
本来のフキよりも少し柔らかくて、フキが好きな人にはおすすめです。
札幌もようやくあちこちの空き地などで
ふきのとうが見られる様になりました。
今日はカタクリが見たいなァと思いましたが
あいにくの天候で寒くて出掛ける気になりません
カタクリも咲いてはいるのですが、ほんの咲き始めです。
アズマイチゲやキクザキイチゲが花盛りですが、今日は寒くて花を閉じたままでした。