*2020年1月14日撮影
ここ会津の気候は「日本海側」に属していて、冬に晴れる日が多い「太平洋側」とは違います。
冬はほぼ曇りか雪というのが普通です。
今年は暖かくて雪が降りませんが、それでも冬なので、晴れることは少なくて曇り空か雨模様ということになっています。
今日はお昼前に少し青空が見えました。
会津の鶴ヶ城のお堀にはカモたちがたくさん来ています。
例年の今頃は、お堀が凍ってしまうので、カモたちもよそへ移動して姿を見せなくなります。
今年は特別に、まだカモたちの姿を楽しめます。
今日は珍しいホシハジロを発見しました。
ホシハジロというカモが珍しいというわけではなくて、鶴ヶ城のお堀にいることが珍しいというわけです。
写真は、3羽のホシハジロと手前の先頭にコガモが写っています。
奥の方にアオサギのおしりが少し見えています。
*2020年1月14日撮影
ホシハジロの雄の姿です。
白い体に赤みのある茶色い頭、赤い目、黒いけれど一部白くなっているクチバシなどが特徴です。
全体にずんぐりした体型をしています。
ホシハジロも海ガモの仲間で、潜水して餌を採ります。
*2020年1月14日撮影
ホシハジロの雄と雌です。この2羽がカップルなのかどうかは分かりません。
ホシハジロはもちろん渡り鳥で、越冬のために日本へ来ます。
繁殖地は、中国北西部からヨーロッパにかけての広い地域で、シベリアなどの北部ではないようです。
越冬のために日本をはじめアジア各国に飛来しますが、あまり南の方には行かないようです。