*2019年9月17日撮影
昨日は雨で、今日は曇り空の1日でした。秋晴れはそうそうは続かないようです。
メヒシバに似ているけれど赤紫の穂が目立つ、アキメヒシバに出会いました。
群生しているので、遠くから見ると地面が赤紫色に染まっているようです。
メヒシバよりは背が低くて、穂も小さいようです。
*2019年9月17日撮影
イネ科のメヒシバ属には数種類の仲間がいて、それぞれよく似ています。
アキメヒシバは、普通のメヒシバよりも開花時期が遅いため「秋」の名がつきました。
メヒシバというのは「雌日芝」と書きます。
後半の「日芝」は日のあたる場所に咲く芝草と言う意味です。
頭に「雌」がついているのは、同じような草のオヒシバ「雄日芝」というものと対比して、穂や姿が優しい印象を受けるからとされています。
*2019年9月17日撮影
アキメヒシバも日当たりの良い場所が好みのようです。
穂は小さめだけれど、赤紫の色が印象的です。
イネ科の植物は皆、印象の薄い「雑草」としか見られていませんが、ときどきはこのようなちょっと目立つ草もあるわけです。