*2017年10月17日撮影
久しぶりの晴天に恵まれ、日中は暖かくなりました。
今日はカクレミノの実がなっているのを発見しました。
カクレミノというのは、よく庭木として植えられている小高木です。
本来は西日本に分布する樹木で、海岸に多いとされています。
自然のものはかなり大きくなるようですが、庭木は小さく剪定されてしまうのであまり大きくありません。
*2017年2月27日撮影
これは今年の初め、雪の中のカクレミノです。
若い葉が独特の薄いグリーンで3裂しています。
この3裂の葉を、天狗の蓑に見立てて「カクレミノ(隠れ蓑)」という名がついたという、なんだか嬉しくなるような命名です。
3裂の葉は若いカクレミノだけで、成木は普通の卵型の葉だけになります。
夏に咲く花のつぼみは、上の写真の実に似ていて、やはり球状に固まっています。
一つひとつのつぼみが地味な花を咲かせるのですが、花のご紹介はいずれまた。