*2017年10月14日撮影
今日は雲の厚い曇り空で肌寒い1日でした。午後からは少し日差しもあったのですが、ほんの少しで終わりました。
さて、水辺にはミゾソバが満開です。例年より少し遅いような気もします。
もう寒くなってきたので、急いで咲かなくては。
タデ科の仲間のうちでは大きな花を咲かせるので目立ちます。
*2017年10月4日撮影
ミゾソバという名の、ミゾは「溝」で用水路などをさします。
そういう場所に生える蕎麦に似た花ということで、ミゾソバです。
ごくごく近寄って、咲いている花を見ると、とても美しい花です。
5弁の花に見えますが、他のタデ科の仲間と同じく、花びらのように見えるものは萼なのだそうです。
*2017年10月4日撮影
ミゾソバの花は白いものから、かなり赤みの強いものまでいろいろです。
この写真の花は、赤みの強い方だと思います。
ただ赤いのはつぼみで、それも先端の方が赤いように見えます。
*2017年9月26日撮影
これは9月中に撮影したものです。
つぼみも花も先端部だけがピンクに染まっていて、こういう花もきれいです。
ミゾソバは別名をウシノヒタイとも言いますが、それは葉の形からきています。
基部が左右に張り出した葉が、牛の額のようだというわけです。
今回はあまり葉の形がよくわかるような写真ではなかったので、ぜひ実物を見て納得してほしいと思います。