*2017年2月17日撮影
朝は濃いもやにおおわれていましたが、9時ごろから晴れて来て、気温も上がりました。
ところが昼頃から急に雨になり、夜になっても雨です。
朝は冷え込んだとみえて、草や木の枝などに霧氷が発生しました。
樹木の細かな枝にもちりちりと氷が光っていました。
今日の写真は、細かな氷で縁取られて美しく光る、冬枯れのヨシです。
*2017年2月17日撮影
ヨシはもう穂を小鳥たちに食べ尽くされて、いくらも残っていません。
雪で倒れてしまっているものも多くて、今が一番寂しい風景かもしれません。
*2017年2月17日撮影
これはまだかなり茂っているヨシの原です。
穂が凍っているのが分かるでしょうか。
ヨシは冬の間、雪に倒されたりしながらも、小鳥たちに食料を提供しながら種子を拡散します。
でも、春になってみごとに立ち上がってくるのは、地中に残る根から再生するのです。
今は枯れ野原でも、春から夏にかけて、すごい勢いで伸びていく生命力はすごいものです。