*2014年6月4日撮影
たいていはよそのお庭に咲いているのですが、道ばたや川原や野原にも咲いています。
ゼニアオイという美しくない名前ですが、花ははっとするような美しさがあります。
地中海沿岸が原産という帰化植物ですが、入ってきたのは江戸時代で、観賞用に好まれてきました。
*2014年6月3日撮影
野原に野生化しているゼニアオイも、もとはどこかのお宅で愛でられていたものが種を運ばれて広がったのでしょう。
きわめて強い生命力があって、かなりの逆境のなかでも生き延びるそうです。
アオイ科の植物というのはたいへん種類が多く、ハイビスカスやムクゲなど、食用のオクラなども含むようです。
またアオイと名のつく植物はさらに多く、アオイ科ではないものが多数あると言います。
徳川家の三つ葉葵は、フタバアオイという植物の葉をデザインしたものですが、フタバアオイはウマノスズクサ科の植物です。
会津若松市の花、タチアオイはゼニアオイと同じくアオイ科の花です。