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さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

マヒワ

2018-02-15 22:01:29 | 

*2018年2月15日撮影

 今週は週明けから雪が降り始め、この冬一番の大雪になりました。
 これまで積もって残っている雪の上にさらに積もるので、そろそろ処置に困る事態になりそうです。
 昨日、今日は降雪が一段落したので、このまま雪は終わりになってほしいものです。

 マヒワの群れがやってきました。
 マヒワは冬に出会える黄色い小鳥の代表ですが、毎年見られるわけではありません。
 来るときは大きな群れをなしてやって来ますが、来ない年は全然見かけません。
 
 今日は雪の積もった杉の木に群がっていました。
 杉の実を食べているようです。





*2018年2月15日撮影

 杉からわっと飛び立って、隣のオニグルミの木へ。
 何か危険を感じることがあって、一時避難だと思います。





*2018年2月15日撮影

 わっと飛び立った時に連写した一枚。
 空が暗い上に逆光なのでこんな程度にしか撮影できませんでした。





*2018年2月14日撮影

 これは昨日撮影した一枚。
 青空をバックに、桜の枝にとまっているマヒワ達を撮影できました。
 黄色い色が濃いのが雄、あまり黄色くなく白っぽい感じのするのが雌です。
 
 マヒワは冬に渡って来る冬鳥ですが、一年中いるカワラヒワなどとともに「ヒワ(鶸)」と呼ばれる小鳥の仲間。
 ヒワは小さくて繊細なことを意味する古語「ひわやか」から、可憐な小鳥という意味で使われるようになった、そうです。(「野鳥の呼び名事典・大橋弘一」より)
 とても可愛い小鳥なのですが、間近で見るのは至難のワザ。
 写真に撮っても、遠くて小さくて、というわけで、なかなか可愛さを実感するのは難しいようです。




ヒレンジャク

2018-02-06 22:33:59 | 

*2018年2月6日撮影

 この冬はヒレンジャクの集団が来ているようです。
 冬鳥の中でも人気の高いレンジャク類ですが、毎年見られるとは限りません。
 今期は、昨年12月に1回、今年になってから2回、ヒレンジャクの集団に出会うことができました。
 
 今日のヒレンジャクの集団は、実が残っている柿の木に飛来し、飛び交いながら柿の実を食べていました。
 





*2018年2月6日撮影

 ヒレンジャクは「緋連雀」と書きます。
 尻尾の先が赤いというか「緋色」をしているのがヒレンジャクです。
 尻尾の先が黄色い同じような鳥もいて、そちらはキレンジャクといいます。
 「連雀」というのは「連なって行動する小鳥」という意味で、集団で行動する習性から名付けられたと言われます。





*2018年2月6日撮影

 レンジャク類の好物はヤドリギの黄色い実です。
 今年はヤドリギの実は不作だったようで、もうすっかり無くなってしまいました。
 それでまだ残っている柿の実を目指して、飛来します。
 柿の実もまもなく無くなりそうで、そうなったらまたどこか別の場所へ移動して食べられる木の実などを探すのでしょうか。





*2018年2月6日撮影

 残り少ない柿の実もあっというまに食べられていって、しだいにヘタばかりになっていきます。
 同じ木には数分間程度しかいないのに、数十羽の集団の数の力です。
 秋にはたくさんの柿の木にたくさんの実が残されているのですが、こうして野鳥が残らず食べてしまいます。

 野鳥はクチバシでつついて食べるので、熟れた柿はつつかれて落ちてしまうものも多く、木の下にはべったりと柿の果肉が落ちていることになります。
 だから、実際に野鳥が食べた量と、地面に落ちている量と、どちらが多いのだろうかと、これは疑問です。
 
 

 

 

キジバト

2018-02-04 23:08:10 | 

*2018年2月4日撮影

 2月になって、今日は立春です。

 1月の後半は寒波が襲ってきて激しい雪の日が続き、ずいぶん長いこと散歩もお休みしていました。
 ようやく穏やかな日差しが戻ってきて、久しぶりの散歩に出かけました。

 つがいと思われる2羽のキジバトに出会いました。
 そのうちの1羽を撮った写真です。
 ちょっと遠くて小さいのですが。





*2018年1月30日撮影

 キジバトは、公園などにいるドバトとともに、最もよく見かけるハトです。
 もともとはヤマバトとも呼ばれ文字通り山に住む鳩だったのですが、しだいに人の生活圏に降りてきて、人の生活と共生するようになってきました。





*2018年1月30日撮影

 ハト類は、ピジョンミルクと呼ばれる乳状の液体を体内で分泌し、口づてにヒナに与えて育てます。
 一般に小鳥のヒナは虫などの高タンパクのエサを必要とするので、子育ての季節はおのずと決まっています。
 しかしハト類は、親が食べてさえいれば子供にミルクを与えることができるので、一年中子育てをすることができます。
 だからといってハト類だけがやたらに増えたりはしないところが、自然の仕組みとしておもしろいところです。

 一年中いるキジバトですが、冬は木に葉がないので見つけやすくなります。

メジロ

2018-01-13 22:29:44 | 

*2018年1月13日撮影

 今日も冬には珍しい晴天でした。

 おなじみのメジロに出会いました。
 熟した柿の実に群がっていました。
 この柿は、会津の身不知柿(みしらずがき)。渋柿です。
 焼酎で渋抜きをすると、類まれな味わいの甘い柿になります。会津の特産品です。
 その身不知柿も収穫せずに放置される木が結構たくさんあって、冬になって熟すと鳥たちのご馳走です。





*2018年1月13日撮影

 メジロは日本では一年中いる留鳥ですが、冬と春によく見ます。
 冬は樹木に葉がないため見やすいのと、春には梅や桜の花などにたくさんのメジロがやってくるからです。
 柿を求めるメジロというのも、よく見かける図です。

ヒヨドリ

2018-01-05 22:41:09 | 

*2018年1月5日撮影

 雪はきのうから止んで、今日も晴れました。
 冬は鳥たちの姿を見るのが楽しみで、出かけます。

 今日は、おなじみのヒヨドリです。
 杉などの高い木の梢から、飛び立っては戻るという行為を繰り返しているのよく見ます。
 この写真のヒヨドリはモミの木の梢を飛び回っていました。





*2018年1月5日撮影

 これは杉の木の梢を飛び回るヒヨドリです。
 杉の実は小鳥たちの冬の食料として大切なのですが、ヒヨドリたちはもっと別なものを求めて飛んでいるようです。
 それは樹木の上の方で飛び回っている虫たちです。
 この写真には虫たちの姿は写っていませんが、ときにはたくさんの虫が飛んでいるのが写ることがあります。





*2018年1月8日撮影

 ヒヨドリは冬にはもう番(つがい)が成立していて、いつも2羽で行動しているのを見ることができます。
 この写真も、上の写真も2羽のヒヨドリが写っています。
 たまたま2羽が写ったのではなくて、カップルが行動を共にしているのだと思います。





*2018年1月3日撮影

 さて、最後は雪景色の中のヒヨドリです。

 日本では一年中見かけるヒヨドリ。ほぼ日本固有種といってもいい鳥です。
 鳴き声がやかましいなどあまり良い印象をもたれていないヒヨドリですが、日本にしかいない鳥として大切に見守りたいものです。