故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

柔能く剛を制す

2015-11-13 09:27:08 | よもやま話
  
今回の沖縄への旅は、のんびりできました。




人を動かす力は、何でしょうか。
心からやりたいと思うには、何かの感動が必要です。

こいつには敵わないと思う何かです。

私は、このブログで4人のプロフェッショナルについて書いています。
どの方も一流の仕事師です。
敵わないのです。私はこの方々の真似は到底できないと観念しています。
共通しているのは、仕事に対して常に真剣勝負です。
そして底抜けに明るいと言っても良いかもしれません。
「空調の師匠」の方は寡黙な方です。
普段話しているとその方も大変お茶目な方です。
(ブログのカテゴリー「プロフェッショナル」を参照してください)

女の人に対しても同じような感覚です。
参ったな。と言う感じです。
きれいな人とは限りません。
心根が優しいと、コロッと行ってしまうのです。
しかし、女の人もプロフェッショナルな人が好きです。
一図にやり抜く方です。
そういう人は、観る目を持っていらっしゃいます。
けっして言い負かされるとか身体で痺れてしまうとかではないようです。
見透かされても、気持ちが良いと言う感覚です。
勝手な言い分ですが、さらけ出せると言っても良いと思います。

男女問わず、居心地が良いのです。

この人の前では、変なことは出来ないと思わせてくれる人のことです。

先輩の背中を見て育つ。
あんなふうな人になりたいなと、私は多くの先輩の背中を見てそう思いました。

柔能く剛を制す。

冒頭の絵は、沖縄中城の城跡から見た太平洋です。
風と波と雲を描きたかったのです。
すべて、日常にあるものです。
何かの拍子に美しいと感じます。
組み合わせとかでもないようです。
人工的な作為では産まれない何かの感動です。

人の言葉にも、大いに感動します。
いつも使っている言葉です。
情景、環境やその人の心意気で、言葉は魔法のように人を感動させるのです。
つまり、脳の奥深くにしみこんでくるような言葉です。
この場合も一瞬にしてノックアウトです。

つまり、北風に太陽ではありませんが、
どんな脅しも人を感動させません。
自らこうしたいと思わせないのです。

柔能く剛を制す。

剛があって、柔があるのではないのです。
要はどちらでも良いのです。
普通で良いのです。
そこらへんに生えている雑草でも良いのです。

私は、柔だけで十分だと思います。
剛の方が手っ取り早いように見えます。
しかし、人の心を動かさない限り、それはすぐに忘れられてしまうのです。

しかられて 暗き夜道で 父が待つ

2015年11月13日

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