故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

九州行

2015-10-12 02:08:17 | 思い出話
     
九州はとても寒いところなのです。

冬の阿蘇外輪山にある北坂梨牧場で、3か月間働きました。
大学を休学して、知人の紹介でもぐり込みました。

玄界灘から吹く北風に乗り、福岡県と熊本県の境で雪となり、
外輪山まで駆けあがった雪は、結晶になっています。
顔に当たると、刺さるように痛いのです。

広島弁の私は、いろんな地方の言葉が混ざります。
それぞれの土地に、付き合った彼女がいて、友人がいました。
その都度、感化されて、その地方の言葉がいつしか住み着いているのです。

九州の言葉は、温かいのです。
いつでも第三人称を中心にした言葉です。
あなたを中心に展開される脈絡です。

あんた今度、来ると。

今日から九州に行きます。
面接も兼ねた妻との二人旅です。

天草に行ってみたいのです。
五百羅漢と青の洞門を訪ねてみます。
最後の日に面接です。
私は、役に立てるのでしょうか。

大の字になって、温泉のサウナ小屋に一人で寝そべっていました。
おばさんたちが、どやどやと入ってきました。皆さん裸です。
出るに出られずのぼせ上がってしまいました。
学生の頃、えびね高原と韓国岳を越えた所にあった白鳥温泉でのことです。

久しぶりの九州行。
楽しんできます。

鯉こくの(恋濃くの) 味がしみてか ほろ苦き

2015年10月12日

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