故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あるがまま

2024-07-17 05:02:05 | よもやま話

絵のタイトルは、「ひねもすのたりかな」です。
どこかの宣伝じゃないけど、
「今日も釣れませんねー」に、
「釣った魚くれへん」と言ってみる。
あるがままです。


今日のタイトルは、「あるがまま」です。
同窓会に出て、かつてのマドンナを見る。
面影を追って、脳にこびりついた美人ちゃんを探す。
目の前にいる白髪でしわくちゃ婆でいいのです。

台所に夜な夜な現れるゴキブリを追いかける。
洗いかけの食器を拭いて片づけ、落ちた生ごみを拾い、レンジ周りの油をふき取る。
生きるために食べ、食べるために作り、何かが汚れる。

洗面所で顔を洗う、歯磨きをする。
洗面所周りに水滴が落ちています。
同様に便器周りにアルコール臭が漂います。
用を足すということは、そういうこと。
きれいに拭いて、マットを洗う。

よせばいいのに、ゴルフ前に草刈りを3タンク分やってしまう。
コースにでれば、無理を承知でがん振りです。
一杯飲めば、そのまま眠りこける。
そして、今朝も早起き、さあ釣りに出かけるぞ。
当然のごとくあちこち痛いけど、動けます。

家計簿をつける。
今月も赤字です。
遊んで、飲んで食ったのです。
腹回りに溜まったものを後悔しない。

「あるがまま」を受け入れる。
私はこんなもんじゃないと思い込まない。
こんな風かなと、梳いた髪の毛が洗面所に落ちる。
仕方がないと片づける。
我が家のでもよそのであろうと、鏡は嘘をつかない。

心根がひん曲がっていようと、少しだけ良いところがある。
受けないジョークをひねり出し、自分だけ笑顔です。
笑わしてやろうと思うだけでも救いものです。
今日も生きている。

2024年7月17日
コメント
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