風に吹かれて自由にのびたベランダの玉ねぎです。
たまねぎのダンスと題をつけました。
露地植えの時は、霜柱で浮いてくるので押さえるようにと、
先輩からアドバイスをいただきました。
昨日は、「新そばまつり」でした。
新そばが収穫されました。
そば粉は緑色がかったいかにも美味しそうな色でした。
風味も高い。
腹がいっぱいでも、揺すったらどこかに入るんじゃないかと、
お腹いっぱいになっても食べられました。
これこそ、新そばです。
新しいコメが美味しいのと同じです。
私が担当したのは、洗い場でした。
寒風吹きすさぶ野外での水仕事でした。
一緒にやっていた辛抱強い女の方が、「会社でもこんなことはないでしょう?」
私は、「あるとしたら、間違いなくブラック企業です」と、腰を痛めないように懸命に洗いました。
朝11時開始の、120の蕎麦ご膳が、お替わり付きで、昼の部に繋がります。
膳の上には、器が5つ。食べる方にはいかにも楽しいお膳です。
楽しませていただきました。
私達は、「いただきます」(今日のタイトル)と命を食します。
おかげで生きていけます。
「いただきます」までの長い時間があります。
「ごちそうさま」までのなんと短い時間であることか。
感謝はお腹にたまり、明日の活力になります。
この地に来て、「いただきます」までの長い時間を知りました。
畑で作物を作る、鳥を撃ち肉にするまでの苦労を考えると、
「いただきます」と頭(こうべ)を垂れるのが当たり前と思うようになりました。
さらに、誰が面倒くさい料理をしてくれますか。誰が、食べた後の皿洗いをしてくれますか。
全部、自分以外の人です。
小さい頃、葬式でいただくご飯がまずいと感じました。
どうして、水加減を間違えたのか。
母は、大勢の賄い飯を作ったことがなかったのでしょう。
気が動転して、いつものようにできなかったのでしょう。
亡きじいちゃんの弔いは、大勢の人の参列で終わりました。
人が集まるどんな時でも、食事はつきものです。
その食事をいただけることが、葬式で集まった人達のこころを慰めます。
私は、「いただきます」と女の方に会わせて頂きました。
ここまで来るのに、どんなに一生懸命であったか、両親に感謝です。
これからは、より一層「いただきます」が重いことになるでしょう。
朝を無事に迎えられる。毎日が感謝です。
おはち下げ 仏に感謝 生きつなぐ
2016年11月24日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます