故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

草刈りとゴルフ

2017-06-27 07:48:16 | よもやま話

すぐ前が海。
毎日のように海で遊びました。
満潮になれば釣りをし、
干潮になれば貝を掘り飽きることがない海遊び。
親がやるように子供は真似をしました。


今日のタイトルは、「草刈りとゴルフ」です。
ここに来てとってもよかったことがあります。
ゴルフ場まで10分で行けます。
3時間かけて、プレーをして帰ったら暗かった。
今までのゴルフは何だったの。
練習場で打つお金で、プレーができる。

草刈りもしないで、芝刈りばかりしています。
定年退職したらゴルフ三昧です。
家の前の草刈りは二の次になっています。

少子高齢化で負の遺産が子どもに引き継がれています。
すまん。と言いながら今日もゴルフです。

この辺りの人は、草が伸びていると恥ずかしい。
柿の実がついているとやはり恥ずかしい。
それでももう放ったらかしにするしかないと開き直っています。
空き家が見えない位、草が伸びています。
心がなんとなく痛みます。

経済が立ち行かない。
銀行は支店を畳み、スーパーは閉店です。
手押し車にすがりながら、ばあちゃんがコンビニまで通います。
一日、3便のバスは頼りにならない。
少ない人口の中から、毎年百人単位で減少する。
子供を通わせる小学校から中学まで統合が始まる。
15の旅立ちと言って、高校生は隣町に下宿する。
うーん。

ゴルフをやめて、草刈りをした方が良い。
卒業した高校が廃校になる。
どこそこ高校の卒業生じゃなければ、相手にしない。
と馬鹿なことを言っておられるのも今のうちです。
子供が住める環境を維持しようと、婆ちゃんや爺ちゃんが子どもを迎えに行きます。
何とかしなければならない。
労働力が不足するなら外国人労働者を雇えばよい。
安い米と冷凍野菜を輸入すればよい。
草刈りよりゴルフだ。
とはいきません。

そんなことを話す今晩の飲み会です。
はるばる山口県から来られます。
分校が本校を吸収した実績を引っ提げて来られます。
会津と長州。危険な匂いがします。

草を刈れ 先の空き家を 開けてやれ

2017年6月27日
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