故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

逆転ドラマ

2023-11-21 06:24:13 | よもやま話

絵のタイトルは、「菰の雪囲い」です。
寒さに耐えて、歯を食いしばります。
それも生き方です。
晴れた無風の日に、藁を集め菰を編む。
シェルターは一時しのぎです。
やがて、雪を載せても折れない枝となるやもしれません。


ほーいのほい トンビがくるりと 輪をかいた
(どこかで聞いた文句です。思い浮かびました)

お前には、もったいない。
私が付き合う女性のことです。
誰が言おう。
常に、私自身が持つ感想でした。

今日のタイトルは、「逆転ドラマ」です。
「去る者は追わず来る者は拒まず」
「万事塞翁が馬」
「駄馬だろうが、うちの馬」
など、私が好きな言葉です。

最近、ストレッチを始めました。
立っているとしびれが来て、眩暈を起こすようになりました。
なんとか改善しなくてはなりません。
曲げます。
伸ばします。
あることに気づきました。
息を止めないで、息をしながら(有酸素運動と解説された)を心がけています。
息を止めると力が入ります。うーんとやってもここまで。
息を抜きました。あら不思議、難なく曲がります。

こだわらない。
思い込まない。
現実だけを意識します。
例えば、借金地獄。
返しても、利息ばかりを払い、元金はわずかだけ減っていきます。
苦しくなり、さらに借金をする。
この繰り返しのような人生でした。

仕方がない、次からはとなるまでの道のりの長いこと。
自分が蒔いた種と、時間だけが過ぎていきます。
破滅的だろうが、「お前はそんなものか」としぶとく生きていく。
臨界点を超えたら、目からうろこが取れるように視界が開けます。
見えなかったのは、見ようとしなかったからと気づきます。
意識しない固定観念(借金は悪)が、私を羽交い絞めにしていました。

返す能力がない自分に、貸したやつも悪いのだ。
返済能力(生きていける金額、わずかながら貯金も可能)に見合った
金額に変更する。
返済期間は長くなりますが、楽しいこともわずかずつ増えていく。

すちゃらか人生の始まりです。
重くのしかかっていた借金が軽くなる。
わずかな金額でも、喜びが買える。

しびれとは、一生付き合うことでしょう。
ストレッチもいずれやめるでしょう。
そのころになれば、頭の体操を始めているでしょう。
思い過ごしだよと、癌をなだめているかもしれない。
人生の目的はただ一つ。
生まれたからには、生きる。
出自も生き方もなんも関係ない。

2023年11月21日
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